「ミルフィーユ」はパイ生地とクリームが何層にも重なっているのが魅力的な女子に人気の定番スイーツ。
そのミルフィーユがスイーツの世界を飛び出し様々な料理に進化している。
そもそもミルフィーユ料理人気の火付け役となったのは、見た目の楽しさとヘルシーさで評判になった「白菜と豚肉のミルフィーユ鍋」や、薄切りにした豚肉を重ね、チーズや梅肉などを挟み込み、ジューシーで柔らかい不思議な食感の「ミルフィーユとんかつ」。
これらの人気でミルフィーユ料理の幅は広がり、いまではデパ地下や総菜屋さんに続々登場している。
また、今では「玉ねぎとウナギを重ねて卵でとじた料理」「餃子の皮の上にひき肉、トマト、アボカドを3段くらいに重ねた料理」など、家庭でも様々な食材をミルフィーユにして楽しんでいることが分かった。

何重にも重なったミルフィーユ料理の食べ方に苦労している人も多いのではないでしょうか。
縦に割ってすべての食材を一緒に食べようとする人、横に2つに割って左右2つの高さを調整しながら食べ進める人など、食べ方は人によってさまざま。
お店の方によると、食べ方に特に決まりはないといいます。

【取材協力】
銀座のイタリアンレストラン「SHELLFISH GINZA KAZAN」

子供が苦手な野菜は、料理の中に入っていないようにミルフィーユ状にする。
ポイントは一番上に子供が好きな食材を載せること！
見た目も楽しいミルフィーユ料理にすれば食べてもらえるようになるかもしれません。

【取材協力】
料理研究家 中村奈津子先生