ＺＩＰ！では、へそくりを「夫に内緒で持っているお金」と定義付け、その実態を調べた。
すると、へそくりは１０００万円以上と答えた主婦は１００人中、何と１０人！
主に６０代の方で、長年かけてこつこつと蓄えていた。
平均額も、記事とほぼ同額の３７６万円。

この主婦のへそくり。
実はここ数年増加傾向にあった。
経済評論家 岡田晃さんは…

「不況の時の方がコツコツと少しでも切り詰めて生活防衛意識が強くなっているのでその裏返しかなと思う。」

実際に２００８年のリーマンショック以降、へそくり額は右肩上がり。
経済的な不安とへそくりの金額は密接な関係があることが分かった。

では主婦の皆さんはへそくりをどのようにして貯めているのか？
３０代～５０代の主婦６人にへそくりの方法を聞かせてもらった。

「私は買い物をして５００円玉のおつりがきたら（へそくりを入れる）袋に貯めて１０枚で５０００円！２列あったら１万円！大体１０万くらいいったら「自分の物になった」気になる」
「確定申告の医療費とか割とごそっと戻ってきますよね？確定申告って戻ってくるとパパの通帳に入るじゃない？それをどうへそくりにするの？いっぱいあるでしょ。夫の口座が。余り使っていない夫の口座に（振り込まれるよう）指示して（自分が管理する）。
そこに貯まっていく。」

皆、様々な方法でへそくりしていることことが分かった。
へそくりをする理由を聞いてみると・・・

「主婦はタイムカードがないじゃないですか？次の日の準備をするまで、遅くまで色々やったりだとか、切り替えるスイッチがないので、旅行とかランチに行っリフレッシュしないと、次また頑張ろうって気になれないんですよね」