放送内容

HATENAVI

2012/08/14 放送
ロンドンオリンピック 知られざる超一流のパフォーマンス

ロンドンオリンピック 知られざる超一流のパフォーマンス

技と意地のぶつかり合い!驚異のラリー編!
日本人選手が活躍したり、世界的に注目されていた競技を中心に見たという方、多いのではないでしょうか。
しかし、日本ではあまり注目されていないところで世界各国様々なアスリートが最高の戦いを繰り広げていたんです。

今回、女子チームによる、日本史上初のメダルを獲得した卓球。
お互いの技と意地がぶつかりあうラリーは卓球の醍醐味の1つです。

そこで、女子個人準々決勝で繰り広げられた、シンガポールと韓国の選手による今大会屈指のラリーでは、なnと52回もラリーが続きました!
まさに世界最高峰のラリーには会場中から割れんばかりの拍手が贈られました。


銀メダルに輝いた藤井・垣岩ペアによるバドミントンのスーパーラリー。

相手選手のスマッシュをひたすら拾う日本。そしてスキが生まれるまでじっと待ち続けます。
ラリーは50回を越えても終る気配が見えません。
その数何と70回!オリンピックならではのスーパープレイでした。

水中の最速王決定戦!
背泳ぎ・入江陵介選手の銀メダルや平泳ぎ・鈴木聡美選手の銀メダルなどメダルラッシュに涌いた競泳。
そんな競泳大国日本でも、日本人選手が出場していない種目があったこと、知ってましたか?

それは競泳男子50m自由形。
ルールはいたって簡単。ターンは無く、プールの端から端まで泳ぐだけ。
スタートからフルスロットルで飛ばす、言わば水中の最速王決定戦!
息継ぎはなしで、ひたすら前に進むのみです!
戦いを制したのはフランスのフローラン・マナドゥ。
競泳界に新たなヒーローが誕生した瞬間でした。


怪力世界一決定戦!
三宅ひろみ選手が日本女子選手史上初のメダルを獲得したウェイトリフティング。
その中で注目したのは、最重量の105kg超級!
決勝戦でのバーベルの重さは200kgを優に越えてきます。

各国を代表する怪力自慢たちが一同に会する、世界一の力持ち決定戦で決勝に進んだイラン人選手。
このバーベルを上げきれば金メダル獲得。
しかし、その重さ、何と247kg。

これはだいたい、現役時代の横綱・曙と同じくらいの重さ!
見事やりとげた彼にコーチも思わず祝福のキスを贈りました!


日本未放送!驚異のシンクロ!
シンクロと言って、思い浮かべるのはシンクロナイズドスイミングではないでしょうか。しかし、高飛び込みにもシンクロがあるんです!

日本では放送されなかった、シンクロナイズドダイビング。
ポイントは、入水まで2人がどれだけ同じ動きをしていたか。
メダル獲得にはジャンプから入水まで完璧なシンクロが求められます。


危険と隣り合わせ。激流川下り!
カヌースラロームといって、濁流の中をオール1本で漕ぎ進み、途中に設けられたゲートを通過していく競技。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは人気の競技なんです。
そのためコースもこの競技のために作られた人工の川の総工費はなんと36億円。
そのため波が複雑でゴールするのも並大抵なことではありません。

ひとたび操作を誤るとカヌーは波にさらわれ操作不能に。
時には転覆し、命が危険にさらされることもあるほどです。
各選手とも難コースに大苦戦。

そんな中、登場したのはシドニー・アテネと連続で金メダルを獲得した、フランスの英雄、トニー・エスタンゲ選手。
襲いかかる荒波を見事にオール1本でしりぞけていきます。
1つもミスをすることなく、最速でゴール。
フランスの英雄が、見事金メダルを獲得しました。