放送内容

HATENAVI

2012/08/22 放送
ロンドンで見つけたニッポン ファッション編

極度乾燥しなさい?

「極度乾燥しなさい?」という、なんとも不思議なネーミング。
これは今、ヨーロッパ全土から、中東、アジアまで世界進出を果たす注目のブランドだったんです!

アメリカやフランスと比べ、日本のカルチャーが浸透していないと言われてきたイギリス。
しかし、2年前からは日本文化を総合的に紹介するハイパージャパンが開催。
さらに大英博物館に次ぐ規模を誇るビクトリア&アルバートミュージアムの日本の展示室には甲冑や刀、そしてその奥にはなんと、原宿で生まれたファッション ゴシック&ロリータが展示されていました!
イギリス ビクトリア時代の洋服にもルーツがあるといわれるこのゴスロリ。
今年5月には、美術館に100人を超える愛好家が集るなど、徐々にイギリスでも人気が出ているそうです。

そんな日本文化の広がりが影響しているのか?
ジャパンと書かれた服を着る人を街でよくみかけた。

中でも、ベッカム ディカプリオ、ジャスティン・ビーバーらセレブお気に入りのブランド「スーパードライ」。
気になるのは、ロゴに使われている日本語「極度乾燥(しなさい)」ですが・・・これはパソコンを使ってスーパードライを日本語に自動変換すると出てくるものなんです。

これは、2003年、イギリス人デザイナーが立ち上げたブランド。
ロンドンの中心街ではこのブランドの紙袋を持った人たちを次から次へと見かけることができます。

スーパードライは日本語を用いることで差別化に成功しセレブが着始めたことで人気がでて、現在はヨーロッパ、アメリカ、南米、アジア、そして中東にまで世界54カ国に進出しています。

このスーパードライの成功が影響しているのか?
今ロンドンでは、他のブランドでも日本語をデザインとして使うところが増えてきました。