ラップがロールにピッタリ張り付いてしまった時に、なかなかはがれなくてイライラ。さらに端の部分が見つかっても、途中で裂けてしまうことも大きなイライラポイントでした。
果たしてこの「ラップ」のイライラ、どんな解消法があるのでしょうか?
メーカーに聞くのが一番!ということで、大手メーカーの旭化成さんに伺ったところ・・・
テープを張り付けて引っ張る作業を繰り返していけば、ストレスなく、はがせることが判明しました。
しかし、セロハンテープを用意するのは少し面倒という方のために、ハテナビではさらに調査!
イライラシリーズではお馴染み、今別府先生が、より簡単にはがせる方法を紹介してくれました。
少量の水で手を湿らせてから、ロールを軽く握って回すと、ラップの端の部分がはがれてくるんです。
さらに、はがす時の「裂け目」を防ぐには、爪楊枝を使って軽く移動させていくと… きれいに はがれていきます。
そもそも、ラップのはがしにくい原因のひとつは「静電気」。
水分の方に静電気を逃がすことで、ラップの吸着力は弱くなります。だから、表面をずらすだけで、はがれやすくなるんです。
開け場所の目印がないお弁当のラップ。イラっとしますよね…こちらも、今別府先生が解消法を披露!
割りばしによく付いている「つま楊枝」で穴を開け、箱に沿うようにスムースにカット!
弁当箱を持ち上げる手間もなくラップをはがすことができて、イライラ解消です。
秋の夜長、読書やテレビ、パソコンに没頭してしまう方も多いのではないでしょうか?
疲れ目の際などに使う「目薬」について、こんなイライラ。
皆さんが感じている目薬のイライラポイントは、位置が定まらなくて外してしまうこと。
もう一つは、瞬きをしてしまって、目に入らないことでした。
そこで伺ったのは、眼科医の先生。
専門家がすすめる、目薬のさし方は…「両手指さし方」という方法を使います。
まず、手のひらを上に向けて目薬を持ち、もう一方の手の人さし指を、目薬の先端に向けます。その時に、両手を密着させてしっかりと固定。
その形のまま、目まで持っていき下まぶたを引くと、自然に位置が定まりやすくなるんです。
視線をそらし、眼球の下にさすことで、瞬きを防ぐと同時に、目薬の効果が生かされやすいというメリットも得られるんだそうです。
秋の行楽シーズン、お出かけ先で気になるのが…「靴ひも」についての、こんなイライラ。
しっかり結んだと思っていても、ほどけてしまうイライラ。
それに加えいつの間にか「紐の先がボロボロ」なんてことも…
そもそも、なぜ自然に靴ひもの結び目がほどけてしまうのでしょうか?
日夜、歩きやすい靴の研究をしている専門家に伺ったところ、ゆれると遠心力外に引っ張られる力が働いて靴ひもがほどけてしまうとのこと。
そこで実験。靴ひもの先に重りを付け、わざと遠心力がより強く働く状態で歩いてもらったところ…わずか1分42秒で、ほどけてしまいました。
ではどうしたら、ひもがほどけにくくなるのか、解消法を伺うと・・・
蝶結びの後、輪っかの部分をもう一度結ぶ方法は、確実なんですが、逆に、ほどく時に手間がかかるのが難点。
そこで・・・
結び目の部分を湿らせて、再度ひもを締めるだけで、結び目が強化。
水分を吸った靴ひもは、繊維が縮まり、結び目は自然に強くなります。その状態でひもを締めると、さらに強度が増し、乾いた後でも結び目が強いまま保たれるんです。
その強さを確認してみると、ご覧の通り。スニーカーの重さにも耐えられるほどでした。