10月20日～21日の2日間、福岡県北九州市の小倉で開催されたＢ級グルメの祭典Ｂ－１グランプリ。

7回目を迎えた今年は63の団体が出展。
来場者は2日間で61万人にのぼりました。

Ｂ－１グランプリの目的は、ご当地の味でそれぞれの町をＰＲすること。
今回は63の団体が出展したため、会場を小倉の中でリバーサイドとシーサイドの2つに分けて開催しました。

普段はなかなか口にすることが出来ない日本各地の味が一堂に会するとあって、オープンと同時にあちこちに行列が出来ました。

行列に並んでいたお客さんに聞いてみたところ、去年グランプリを獲得した岡山県のひるぜん焼きそばや、おととしグランプリだった山梨県の甲府鳥もつ煮を目当てに訪れていました。

また、地元でしか流通しないため、幻といわれる伊賀牛を煮たものに、おにぎりが入り、だしとともに頂く三重県の牛汁（名張牛汁協会）やＢ－１グランプリではじめてのからあげ（大分県 宇佐のからあげ合衆国）など初出展となるグルメにも注目。

初出展の中でもハテナビゲーター 江頭ゆいのイチオシは地元佐賀県のシシリアンライス（シシリアンライスdeどっとこむ）。
ここには温かいご飯の上に炒めた肉と生野菜、仕上げにマヨネーズをかけた定番メニューがありました。

会場が最も混雑するお昼時を迎えると初出場組の宇佐からあげは対応に追われていましたが、常連組、出場６回目の静岡浜松餃子は焼き台を７台に増やし、スタッフも通常の倍の３０人。行列対策は万全です。

一方、青森県八戸せんべい汁研究所にはユニークな対策が！
せんべい汁は肉や野菜でとった出汁に南部せんべいを入れた一品ですが、実は過去５回の大会でベスト３に入るものの、優勝できない、言わば無冠の帝王。
そこで、昨年から導入された行列対策はこちらの身代わりシスターズ。
行列に並んでいてちょっとトイレに行きたい時など代わりに並んでくれるんです。
さらに、優勝を狙う今年は新たな秘策として、イケメンふうふうBOYSを準備。
熱いせんべい汁をモーニング娘。のラブマシーンの曲に合わせて覚ましてくれました。

スタジオではグランプリの証“金の箸”を手にした八戸せんべい汁研究所の方にお越しいただき、ＺＩＰ！ファミリーの皆で試食しました。