放送内容

HATENAVI

2012/10/23 放送
ブーム再び!けん玉に夢中の子ども達

スゴ技連発!けん玉キッズ

昔ながらの遊びというイメージがある“けん玉”
ところが!実は今、けん玉に夢中になる子ども達が増えて来ているんです!
学校でも、休み時間になると“けん玉”の練習。
そして、地域センターなどで行われるけん玉教室も今、人気なんです!
おもちゃ売り場でも、カラフルな種類がそろい。売り上げは昨年よりも2倍に増えています。
さらに、子ども達が真剣に技を競う、けん玉競技の全国大会も行われています。

リニューアルオープン中のららぽーと豊洲やゆりかもめ新橋駅でお台場へ向かう子どもたちにけん玉をしてもらうと、レベルは様々ですが小学生以下の多くの子が、けん玉をしたことがあるということが分かりました。
親が子どものころよりも、今の方が、子ども達がけん玉に触れる機会は多いようです。

最近のけん玉事情を日本けん玉協会 丸石会長にインタビューしたところ・・・
「文部省が小学校1、2年生に対して生活科という科目を設けたんです。その科目で扱う事のできる
教材の道具としてけん玉が取り入れられたんです。」

平成4年度から、小学校の授業科目に「昔の遊び」が加わりました。その教材に選ばれたことを
きっかけに「けん玉」授業が行われるようになったんです。

“けん玉”、実はヨーロッパ生まれで、もともとは貴族も使っていた遊具。
日本に入って来たのは江戸時代、今とはだいぶ形が違っています。
そして、時を経て1970年代後半に、現在の競技用けん玉が生まれけん玉ブームが巻き起こりました。

子ども達が夢中になる理由は、“技の豊富さ”。
実は1万以上も技があると言われる、けん玉。
どんどん現れ続ける新たな技をクリアするけん玉ならではの達成感が、こども達が夢中になる理由の1つとなっていました。。