放送内容

HATENAVI

2012/11/07 放送
美味しいタイミング「食べごろ」を探せ!

アボカドの食べごろ

アボカドの食べごろ

食べごろとは食べ物を一番美味しく食べられる瞬間のこと。
旬の果物、リンゴなら食べる1時間前に冷やすとちょうど食べごろ。
これはリンゴに含まれる糖分が程よく冷やすことによって甘みを増すため。

一方、いつ美味しいのかわからない食べ物もあります。たとえばアボカド。
アボカドは世界でもっとも栄養のある果物と言われ、主婦にも大人気。
そんなアボカド、どうして食べごろを見分けるのが難しいのでしょうか?

実は日本のアボカドの9割がメキシコ産。
船で運ばれ倉庫で熟されます。
その際、熟度にばらつきが生じて出荷されるのだそう。
完熟のアボカドは全体が濃い茶色なんです。

さらに、タカノフルーツパーラーの久保さんにアボカドの食べごろの見分け方、とっておきの方法を教えていただきました!

久保さん 「触ってみてやわらかいもの。軽くだけどちょっと押せる感じが完熟です。あとはお店でやってほしくないが、ヘタが取れるのが・・・」

実はアボカドはヘタが取れれば完熟の目安!
ズバリ、アボカドの食べごろのタイミングは色、硬さ、そしてヘタで分かるんですね!

また、残念ながら食べごろではなかったアボカドの利用法を、毎日アボカド料理を食べているという主婦・甲田さんに教えていただきました。

未熟のアボカドは熱を加えることによって柔らかくなるので、炒めてミートソーススパゲティに。
また熟しすぎたアボカドは、えぐみを抑え、変色を防ぐためにレモン汁を加えてからポテトチップスなどにつけて食べるといいそうです。

生チョコの食べごろ

生チョコの食べごろ

柔らかくふんわりとした食感がたまりませんね。
生チョコは普通のチョコレートに比べクリームなどの水分が多いために溶けやすく、食べごろが難しいんです。
そこで生チョコの代表的なメーカー、ロイズさんに美味しい食べごろのタイミングをうかがいました。

ロイズ担当者 「冷蔵庫から取り出してしばらく置いてから食べるのがお勧めです」

担当者いわく、実は細かい時間までは調べたことが無いそうです。
ただ、一番美味しく感じられるのは、表面の冷たさが取れ、さらに口に入れた際に程よく溶け、同時にカカオの風味が広がる時なんだそう。

では、その「しばらく」って一体どのくらい?
番組で独自に調べてみました。

8人の女性が生チョコを試食。
冷蔵庫から取り出し、時間ごとに食べて一番美味しい時を選んでもらったところ、美味しい生チョコの食べごろは冷蔵庫から出して10分後、少しやわらかく、外側は常温で中は冷たさの残る状態の時でした。

取材後、ロイズのスタッフ皆さんも食べごろを実験、調査してくれたんです。その結果も、冷蔵庫から出して10分後が一番美味しく食べられる食べごろだったそうです。