映画館の座席の間に付いている「肘掛け」、
列の両端にもあって、1人1個としても1個余って中途半端。
席が埋まってしまった場合、どちらが自分用なのか?わかりませんよね。
そこで、劇場内におじゃまして調査すると…
どちらか一方使いたい人の中でも右側派と左側派、
さらに両側派もいて意見が分かれました。
そこで、肘掛けつきのイスがある日本テレビの「試写室」で検証。
皆さんには撮影の趣旨をふせて、
「番組の映像をご覧いただき、感想を伺う」ということで
座ってもらいました。
調査結果は…
・共に肘を少しずつかけあっていて、番組の試写がスタートすると…
男女の肘が、ぶつかり、男性は、置くのをやめてしまいました!
・一方子供たちは、「右側派」と「両側派」。
・「両側派」と「使わない派」で、対照的な2人組も。
やはり皆さん、肘掛けの使い方はバラバラでした。
そこで、その真相を直接劇場(TOHOシネマズ六本木ヒルズ 副支配人)の方に伺って確かめてみると、
「 特に決まりは設けておらず、お客さまのご判断にお任せ」とのこと。
なんとルールはなかったんです。
そこで、おすすめの使い方を伺うと、
右利きの場合、ドリンクを飲むなど、右手が使いやすくなるので
個人的には左側の肘掛けを使うのがおすすめだそう。
「もし、肘どうしがぶつかったらお客様どうしで話し合っていただいて…。」
映画を楽しむためにも、お隣さんとの小さなコミュニケーション
が、大事なのかもしれませんね。
今度は、新幹線の肘掛け問題。
特に、3人掛けの真ん中2つの
肘掛けは、誰のものなのでしょうか…
「JR東日本」の方に伺ったところ
「特に規定はない」とのこと。
またさらに、
「真ん中の座席の幅を 広く設定させていただいて
圧迫感を受けない配慮をさせていただいてます」
ということで、実際に計測してみると…
真ん中の席だけ、およそ1センチ広いことがわかりました。
そして最新型の新幹線では、さらに広く2センチも幅広設計。
この事実を知っていると、気分的にかなり変わってきますよね。
街路樹の下に落ちている「ギンナン」は、勝手に拾っても、問題ないのでしょうか?
東京都が管理する街路樹で話を伺ってみると、
「いいんじゃないの別に 拾った人はもらって 早起きの得」「木は東京都のもの (ギンナンは)ゴミなのかなと思ってゴミ拾い感覚で」
と、大胆な意見も飛び出しましたが、実際はどうなのか、
都内の街路樹を管理している「東京都」(東京都 街路樹管理課長)に伺うと、
「木についている段階では 東京都の所有物路上に落ちたものは ゴミと同じ扱い」とのこと。
先ほどの「大胆なお答え」正解でした!
さらに、担当の方からひとつの要望
「ギンナンだけではなく 落ち葉も拾っていただければ ありがたいです」
東京都をはじめ、自治体が管理しているイチョウ並木では、
落ちたギンナンは、自由に拾って問題ない場合が多いんです。
ただし!
民家など私有地のイチョウから、道路に落ちたギンナンは、要注意!
法律の専門家(谷原誠 弁護士)によれば、
「敷地外に落ちても自分のものじゃない、という意思を
もってる人はあまりなく、
勝手に持っていくと 場合によっては「窃盗罪」になる」と。
大事なポイントは、持ち主の意思。
たとえ公道に落ちても、持ち主が「自分のもの」だと考えている場合は、罪になる可能性があるんです。
柿やみかんなども同様。欲しい時は、持ち主に許可を得てから、
拾っていくようにしましょう。