今年も様々なドラマが生まれた箱根駅伝。
その舞台となった箱根で、今月13日の日曜日、女性たちがどこかに向かって大行列を作る光景が…
それは、箱根にある九頭龍神社で毎月13日に行われている月次祭(つきなみさい)というお祭りで良縁祈願のため参拝する女子たちの姿だったんです!
そこで月に一度行われるお祭りを徹底調査!
そこには、女子の数だけドラマがありました。
九頭龍神社は、神奈川県の箱根、芦ノ湖畔にある神社。
車が通れない場所にあり、ここに行くためには30分以上歩くか、対岸から遊覧船に乗っていくしかありません。
まさに陸の孤島といったようなたたずまい。
しかし、お祭りがある毎月13日にだけは、ここに多くの女性が訪れると言います。
もともと、九頭龍神社は縁結びだけでなく、商売繁盛や家内安全など、ご利益があるといわれている神社。
それが、パワースポットブームがあった4、5年前から、メディアで縁結びの神様として取り上げられ、今や箱根の人気スポットとなりました。
最近ではバスツアーも企画され、ホテルでも月次祭にあわせた宿泊プランが増加するなど街はお祭りムード
そして、なんといっても注目は今年のカレンダー。
新年最初の祭りが行われる今月13日は3連休の中日。
これはたくさんの参拝客がくるはずです。
遊覧船乗り場はたくさんの女性であふれていました。
そして、続々と受付を済ませる女性たち。
すると今度は、何かを必死に書いている姿が!
いったい女性たちは何を書いているのか?
それは、個人的に祈祷を受けたい人が、
住所と名前、そして、願い事を書き、受付にわたしておくものでした。
それぞれの思いを乗せ、遊覧船が出航!
およそ10分で遊覧船が桟橋に到着すると、ここからは、神社まで歩いて向かいます。
普段は静まりかえった道なのですが、お祭り当日は女子たちの大行列になるんです!
そして普段の九頭龍神社はこのようにひっそりとしているのですがお祭りになるとたくさんの人!
テニスコートおよそ3面分の敷地の中におよそ1500人が集結。
そして…午前10時。
月次祭がいよいよスタートすると、祝詞を読み、1500人が一緒に祈祷。
場所がなかった参拝者は、本堂の後ろ側で祈りを込めていました。
すると、聞こえてきたのが…
先ほどフェリー乗り場で参拝者が書いた願い事を読み上げているのです。
やはり、皆さんのお願いは良縁祈願ばかり。
そして、およそ1時間の祈祷が終わると一人一人が参拝するため移動。
しかし、人数が多く…およそ1時間で参拝ができました。
この後、女性たちは、小豆と米を湖に捧げ儀式が終了。
それぞれの思いを胸に、神社をあとにしました。