就職の内定者や大学推薦入試で合格を決めた人など、春からの新生活に向け一足早く住むところを探している人が増えてくるこの時期。
ハテナビでは人気上昇中のシェアハウスに注目!
物件数はここ5年で約5倍にも増加しています。
そんなシェアハウスに行ってみると外国人が増加しているんです
そこで外国人と日本人がシェアハウスでどんな生活をしているか徹底調査!
まずはZIPがランダムにシェアハウスを管理している不動産会社100軒を調査したところ、87軒が外国人を受け入れていると答えました。
都内に13軒のシェアハウスを管理している不動産会社の担当者にお話を聞いたところ・・・
「外国から来た人たちは日本の文化を学んでいってもらってより日本人の方は海外に興味を持っていただいて、双方が良かったなと思えるようにそういったものを手助けしていきたいと思っています。」とのこと
では、なぜ外国人たちにこのシェアハウスが人気なのでしょうか?
まず、お邪魔したのはアパートを改装して造られた池袋のシェアハウス。
このシェアハウスではスウェーデンやドイツなど外国人5人と日本人2人がひとつ屋根の下で生活しています。
それぞれの個室の他には、共用のキッチンやシャワー、トイレ、
洗濯機などがあり、お家賃は5万円から6万2千円です。
その共用スペースにみんなが集います。
ほとんどのシェアハウスにはこうした共用スペースがあり、住民同士、コミュニケーションが取れる場所になっているんです。
お話をうかがったのはスウェーデンと韓国、日本のみなさん。
Q.なんでシェアハウスに住もうと思ったのですか?
スウェーデン:日本人と日本語の練習
韓国:一人暮らしをするよりはゲストハウスに住む方が言葉はうまくなるのはあります。
Q.スウェーデンにはシェアハウスはある?
スウェーデン:あるけど大学だけ、寮だけ
一方で一緒に住む日本人は・・・
日本:スウェーデン語や韓国語とか中国語を教えてもらったりして、普段知り得ない楽しさを味わっています。
そう!シェアハウスの魅力は、「お互い、言葉の勉強」が出来るということ。
自然な会話から身につける語学。
共用スペースの自由なひと時が、シェアハウスの魅力なんです。
続いて埼玉県蕨市にあるシェアハウス。
お家賃は個室で3万6千円。
中には、大勢で暮らす12人部屋もあって、ここは1人、2万2千円です。
住民104人のうち、外国人の数はなんと51人。
大型シェアハウスだけに、共用スペースもこの広さ。
キッチンをのぞいてみると日本に来て4か月。
日本語学校に通うタイの女の子たちが夕食を作っていました。
こちらのシェアハウスでは各自、自分の食事を自分で準備し、生活しています。
一緒に住む日本人は・・・
日本: 普段出会えないような食材に出会える日本料理を作ってあげると喜ぶ
そう、共用のキッチンも国際色豊かなんです
続いて向かったのは西蒲田にあるシェアハウス。
ここでは13人の外国人が生活していて、全体の7割を占めているんです。
シェアハウスの多くがベッドや机などが備え付け。
家具を買う手間を省けるのも、外国人にとっては嬉しいサービス。
ちなみにこちら8帖のお部屋、お家賃は6万円です。
ここでひとつ疑問が!
文化の違う共同生活の中で、「ちょっと困ってしまうこと」はないのでしょうか?
こちらのシェアハウスでは、トラブル防止のため、いろんな決め事が。
文化の違いも、みんなで話し合いながら解決。
みなさん、お互いの国を尊重することが大切だとおっしゃっていました。