90年代後半といえば、たまごっちやアンテナ付携帯電話がブームになりました。
そんな中、ギャルたちの間では「アムラー」と呼ばれる安室奈美恵さんのマネをしたメイクやファッションが大流行。
ミニスカートに厚底ブーツの女性たちが街にあふれました。

しかし、転ぶなどの履きづらさから、いつしか女性たちはぺたんこシューズを求めるように・・・
一度はすたれたはずの厚底なのに、いったいなぜ今ふたたび厚底を履くのでしょうか？

以前はミニスカートに合わせる高さも形も同じようなタイプの厚底ブーツだけでしたが、今は色とりどりのデザインでスニーカーやパンプスなど様々なタイプが登場。
厚底ブーツというより、もはや厚底靴が人気。

種類が豊富になったからこそいろんなファッションの女性たちに厚底が愛されているそうです。

そして、いまどき厚底靴にはもう一つの特徴がありました。
なんと以前に比べ厚底が軽くなっているんです。

90年代のブーツは片方で1キロ超え。
しかし今最も流行っているタイプの厚底の重さを量ってみると、500グラムを切る軽さになっていました。

以前は重くて履きづらく、ファッションも限られていた厚底が、現在は軽くて疲れにくい、誰もが気軽にはける厚底へと進化していたのです。

さらに調査を続けると、厚底男子が急増していました。
今や厚底はモデルの栗原類さんのようなオシャレ男子の必須アイテム。

ところで気になるのは女性たちがどう思っているのか？
男性が厚底を履くには洋服が大事だといいます。
デザイン業界に多くのプロを輩出する東京モード学園の学生さんに協力してもらったところ、オシャレに着こなすにはアウトドア系のファッションがオススメということが分かりました。