放送内容

HATENAVI

2013/02/13 放送
シリーズ第10弾 イライラ解消ほかほか編

シリーズ第10弾 イライラ解消ほかほか編

シリーズ第10弾 イライラ解消ほかほか編
シリーズ第10弾 イライラ解消ほかほか編

寒い季節の定番 鍋料理のイライラ

何度も取るのが面倒で、他人任せの相手にもイラッとくるという「鍋のアク取り」。
アクの成分は、肉などのタンパク質がスープに溶け出したもの。
それが、加熱によって固まり浮いてくるため、肉を食べ続ける限り無くならないんです。
でも、アク取りのたびに、スープも取ってしまうのも、もったいない気がしますよね。
どうやったら鍋料理のアクだけを、簡単に取り去ることができるのでしょうか?
料理研究家の今別府先生が、家庭で手軽にできる解消法を伺ったところ・・・

アルミホイルを一度クシャクシャにしてから、平らにもどし、
フライ返しを覆うようにはさみます。そして、周りを折り返して
固定する。

アクが浮いてきたところで、アルミホイルをスープの表面にゆっくり這わせると、アクが取れました。
アルミホイルには、溝にくっついたアクを離しにくいという特長があるんだそうです。アクを水で流せば、繰り返し使うこともできます。
お玉に比べて面積が広いため、アク取り作業がより短時間で済んでしまいます。
鍋全体に広がったアクの場合で、解消法を試してみたところ…アク取りが、およそ12秒で完了。
これで、面倒だったり、スープまで取ってしまうといったアク取りのイライラも解消!


おでんの「卵」を食べる時のイライラ

おでんの卵がつかみにくくて、割って食べる時に、勢いがつき過ぎて、汁が飛び散るのもイヤだというイライラ。
街での調査の中で、「おでんの達人」に遭遇!
伺ったテクニックに少しアレンジを加えてご紹介・・・

ハンペンの中央を少しえぐってから、卵を置くと、卵が安定して、割る時のショックが緩和され、すべりにくい状態で食べられるんです。


「中華まん」についてのイライラ

どうやったら、中華まんの皮をくっつけることなく、敷紙を上手にはがすことができるのでしょうか?

三重県に本社がある中華まんの大手メーカー 井村屋さんにスカイプで取材。紙がはがしにくい理由を伺うと・・・

敷紙は中華まんを蒸す上で必要なため、簡単にはがれないように、わざと皮がくっつく部分を設けてあるんだそうです。
しかし、はがす時には周りの皮までつられてはがれてしまうのが難点。
では、くっつく部分だけをはがす方法とは?

紙を押し付けたまま、左右にずらしながら取る方法。
すると、くっつく部分だけをはがすことができて、皮のはりつきを最小限に抑えることができるんです。

中華まん10個で、今回の解消法を試してみたところ、はがす際に、多少のカケラが落ちましたが… 
大きく皮がくっつくことなく、敷紙をはがすことができました。


冬の味覚の王様・カニを食べる時のイライラ

カニの身を簡単に、しかも無言にならないで楽しく取る方法はあるのでしょうか?

ネット上で調査したところ、カニの身があっという間に取れるワザが紹介された「動画」を発見!
早速、その達人のもとを訪ねました。達人は、カニ販売会社を経営する、カニを知り尽くした方。ワザのポイントを伺うと・・・

「関節から1センチくらい内側をカット。反対側も通常より内側をカット。右手(利き手)で持って「ポン」とたたくと身が落ちる
」とのこと。

カニの足の殻むきが、1分かからずに、そしてキレイにできるんです。もちろん誰でも簡単にできる方法。
切った足の太い方を下に向けるのも大事なポイントです。