■若者は缶切りを使える?
若者に最近使わなくなったものを聞いてみたところ、缶切りが家の中で使われなくなっているようなんです。
小学校で缶切りを知っているか調査したところ、30人中12人が知りませんでした。
知らないと答えた子供たちに挑戦してもらったところ、正しく使える子供はわずかでした。
そもそもどうして使われなくなったのかというと。
ツマミがついているタイプの缶詰が1980年ごろに赤ちゃん用粉ミルク缶で登場し急速に普及。
現在では国内の缶詰の80%がツマミのついているタイプになっていました。
しかし、缶切りで開けるタイプの缶詰は衝撃に強いうえに中身の保存期間が長く、最近人気の高級缶詰には、このタイプが多いのだそうです。
このブームの影響もあって、まだまだ缶切りのニーズはあるということが分かりました。
■若者は栓抜きを使える?
昔は家でも瓶ビールでしたが、今では缶が当たり前。
瓶ジュースもなくなり、家庭で栓抜きが使われる場が少なくなっているんです。
■若者は黒電話を使える?
黒電話の全盛期は1960年から70年代にかけて。
しかし1985年、NTTへの民営化により、電話機の販売も自由化。
家庭では黒電話にとってかわりさまざまな機種が増えてきたんです。
ちなみに黒電話のかけ方は、受話器を外してからダイヤルの番号を時計回りに指止めまで回すことで電話をかけることができます。