今やブームから食文化へと定着しつつある「つけ麺」
その"つけて食べる"がさらなる進化を遂げているんです。
東京の新名所ダイバシティーに登場した「パスタリアン」
こちらはつけ麺でも"つけパスタ専門店"
メニューは10種類あり一番人気はカルボナーラ。
太麺のパスタをチーズと卵がトッピングされた特製のカルボナーラソースにつけて食べる新感覚パスタなんです。
麺に濃厚なたれが絡んでおいしいと日本人には大好評。
パスタの本場イタリアの方からも高評価をいただきました。
「味香り戦略研究所」に、なぜつけるとおいしいのか、その秘密を聞いたところ、つけ麺のおいしい秘密は「ミルフィーユ効果」
麺とスープを分けることで、それぞれの素材や風味を味わうことができ、おいしいと感じるそうです。
では、味にどんな違いがあるのか、つけカルボナーラと普通のカルボナーラを科学的に徹底比較!
2つのたれを味覚センサーで計測し数値化したところ、つけカルボナーラの方がたれだけでも味わえるように濃い味に作られていることが判明。
実はこの濃い味がおいしさの秘密といいます。
この濃いたれは粘度が高いため、麺に良くからむことが分かりました。
そこで、濃いたれにつけて食べるとおいしくなる料理が他にもあるのではないでしょうか?
織田調理師専門学校の学生10人に協力してもらい新つけグルメを試食。
まずは同じ麺料理の焼きそばから。
味付けをせずに炒めたそばと野菜を濃いめのソースだれにつけていただきましたが、評価はイマイチ。
続いて、煮込み料理の定番おでん。
味付けせずに煮た大根、こんにゃく、たまごを濃い昆布だしの汁につけていただきましたが、やはりおでんは味がしみていないと美味しくないようです。
最後は中華の定番 酢豚。
豚肉と野菜に味付けをせず炒め、ケチャップと酢を多く入れたたれにつけたところ高評価!
次はつけ酢豚がヒットするかもしれませんよ。