春の行楽シーズン、海外へお出かけになるという方も多いのではないでしょうか？
今や現代女性のあこがれたの場所となっているハワイ。
ハワイに渡る日本人観光客は減少し続けていましたが、2008年を境に増加へ転じ、海外ウェディングの場所としても人気を集めています。
ハワイはどのようにしてV字回復したのか調査したところ、現地では新たな楽しみ方を発見。
その陰には、10年にも及ぶ壮大な再開発プロジェクトの存在がありました！

まずは、旅行代理店でハワイ人気復活の理由を調査。

1つ目の理由は、週末を利用して手軽にハワイを楽しむ、その名も週末ハワイが人気だったんです。

例えば3泊5日の場合、週明け2日間有給などを取り、金曜日の仕事帰りにそのままハワイへ出発。
3日間ハワイで過ごし、火曜日に帰国します。
更に、ハッピーマンデー制度により3連休が増加したことも週末ハワイの機会を増やしています。

ではみなさん、ハワイでは一体どう過ごしているのか。
ハテナビ班はハワイの中心ワイキキへ行ってみると！
今やハワイの定番スイーツとなったエッグスンシングスのパンケーキ。
これを食べるためだけにハワイまで来る女性もいらっしゃるんです。

このように、今のハワイには現代女性の3大好物と言われる、ビーチ・スイーツ・買い物が勢揃いしているんです。

ここ数年、お店の数が増え、どこにでもすぐ行けるのがハワイの魅力なんだとか。

そこで実験！
ビーチで泳いだ後、パンケーキを食べるにはどれくらいかかるのか。
その距離を測ったところ473メートル。所要時間は5分23秒でした。

更に、パンケーキを食べた後、買い物をしたくなったらどれくらいかかるのか、エッグスンシングスからショッピングエリアの中心、ロイヤルハワイアンセンターまでの距離を計測。

その距離は312.5メートル。
所要時間は4分10秒。

以前に比べお店が狭い範囲に集まったことでどこに行くにも移動時間が短くて済むようになったんです。
更に旅行代理店が運営するパスも整備され移動にかける時間をより短くすることも可能になっています。

しかし、この便利で洗練された現在のハワイは10年間かけて行われた壮大なプロジェクトによって作られたものだったんです。

再開発では、まずビーチの面積を大幅に拡大。
歩道にはタイルを貼って歩きやすくし、ヤシの木の量を増やして景観を一新。
その規模は10年の歳月と、4000億ドルの費用をかけた一大プロジェクトだったんです。
こうした再開発に後押しされ、オシャレな品揃えのセレクトショップやオーガニック商品の店、内装にこだわったカフェなどが次々オープン。
その中には日本人オーナーのお店もありました。
日本人オーナーの店は日本人観光客を誘致する上でも重要と考えたハワイ側は、積極的に日本人オーナーを受け入れているんだそうです。

更に日本人を呼び込むための週末サービスも。
KCCファーマーズマーケットとはホノルルで毎週土曜日に開催される朝市。

ハワイで採れた果物や新鮮な食材を使ったここでしか味わえないグルメやスイーツを目当てに大勢の日本人観光客で賑わっています。
そんな中、ここ数年ハワイが注目しているのはフラダンス。
日本では映画の影響も有り2006年頃からフラダンスが大流行しています。

最近では本場ハワイのフラダンスを習いたいという日本人が増えたため、ハワイのあちこちでフラダンス教室が開催されているんです。