今からおよそ40年前、第1次うどんブームは1970年の大阪万博がきっかけ。
和食チェーン店が讃岐うどんを販売したことにより、これまでローカルフードだった讃岐うどんが全国に広まりました。
その後、2002年「はなまるうどん」の東京進出をきっかけに第2時うどんブームが到来。
当時、東京では物珍しかった讃岐うどんを早く安く食べられると人気になりました。
ブームとはいえ、これまでのうどんブームは男性が中心でしたが、現在は女性客が増加中。
その理由は、うどんの「オシャレ化」がありました。
これまでのうどん店と違い、外からでも中の様子が分かるガラス張りの外観や白く清潔感のあるオープンキッチンなど、うどん店がオシャレになったことで女性客が増えているんです。
そんな女性うどん人気の高まりを受けて、お店側でも女性をターゲットにしたオシャレうどんを開発しています。
中でも今特に人気なのが、深夜4時にもかかわらず、行列ができている、1杯1000円以上する高級オシャレうどん店「つるとんたん」。
桜エビやしらす、ガーリックなど、色とりどりの具材とうどんを石焼の上で食べるうどんや、カルボナーラのクリームソースにだし汁を加えたうどんなど、これまでのうどんではありえなかったオシャレなメニューで人気になっています。
中には、お酒を飲んだ後の締めにラーメンではなくうどんを食べる女性が増えているんです。