今年は特に多いスギ花粉。
この影響で花粉症患者が殺到し、耳鼻科の待ち合い室は大混雑。
大型家電量販店での3月上旬の空気清浄機の売り上げは去年と同じ時期のおよそ4倍。
大手ドラッグストアでのマスク売り上げもおよそ2倍に増加。
この季節、日本人も外国人も花粉症に悩まされる人が多い中、
特に、今年から“花粉症デビューしちゃった人”が急増。
2008年、日本の花粉症人口は、およそ3割だったのが、ある調査によると、今年は5割に達するとの予測も出ているんです。
街では、花粉症になってしまったことを「認めたくない」人たちが続出!
では、本当に花粉症だと認めるとひどくなるのか?
耳鼻科の先生にお話をうかがいましたが、やっぱり花粉症に「病は気から」はないみたいです。
さらに調査していると、花粉症治療に革命をもたらす「かもしれない」食べ物の開発現場を発見。
農林水産省所管の「農業生物資源研究所」では、「スギ花粉症治療米」を開発中。
「スギ花粉症治療米」は一見、普通のお米に見えますが、スギ花粉症の改善効果が期待されている遺伝子を組み込んだ稲を育て、この米を1日1食、半年から1年間食べ続けると花粉症の症状緩和が期待できるのだとか。
現在、このお米は淡路島モンキーセンターにいる花粉症のサルで
試している最中なのだそうです。
現在はまだ研究段階で7~8年後の商品化を目指しているということです。