なぜ貯金箱の定番はブタなの?
確かに貯金箱と言えば、昔から定番はブタ。
なぜ、こんなイメージがついたのでしょうか?
この疑問に答えるべく、ハテナビ取材班が向かったのは、兵庫県尼崎市。
こちらには、日本で唯一の貯金箱博物館があるんです。
さっそく館内を覗いてみると多かったのはやはりブタ!
早速、館長の石山さんに聞いてみると「初めて作られたのは1300年代ごろにイギリスで。勘違いから作られた。」とのこと。
当時ヨーロッパでは、食器類を作るのに、ピッグ(PYGG)と呼ばれる、オレンジ色の粘土を使用していました。
ある日、お客さんがそのピッグ(PYGG)を使って、貯金箱を作ってほしいと職人に依頼。
しかしその職人が、ピッグをブタのPigと勘違いしあやまって作ってしまったのが、ブタの貯金箱が作られた、始まりなんだそうです。
そして、その初めて作られたブタの貯金箱のレプリカがこの博物館にあるというので、見せていただいたのですが、私たちがイメージするブタの貯金箱とは、ちょっと違ってお腹もスリムで、とってもリアルな表情。
ブタと言えば、古くから欧米諸国などでは、繁栄などの意味を持つ縁起の良い動物。
そんな理由から、ブタの貯金箱は、ヨーロッパから全世界に広がったんだそうです。
こちらの博物館では、32か国、およそ500点ものブタの貯金箱がおさめられているんです。
こちらのピンクのブタは、フランス製のもの。
カラフルな貯金箱はインドネシア製。
中国では籠製のものが作られ、スイス製は張子でできた募金用の大きなブタの貯金箱が作られていました。
なんでお風呂やプールに入ると手にシワができるの?
なぜ人間にはシワを作る機能が備わっているのか?
実は今年1月、イギリスのニューカッスル大学の研究者がある論文を発表し話題に!
それは、「水にふやけて出来た指のシワが、湿ったものを扱いやすくする」という内容。
人間が進化する過程で手が濡れた時に物を持ちやすくする為に変化したのでは?という、新たな意見でした。
しかし、研究者の間では手のシワについては、いまだ謎ばかりなんだそうです。
洋画の邦題って誰が付けているの?
映画「シュガーラッシュ」は、実は邦題で原題は「Wreck-It Ralph」。
その他にもカールじいさんの空飛ぶ家の原題は、「UP!」
日本公開の際に、違うタイトルをつけることが、よくありますよね。
いったい誰が邦題を決めているのか、映画会社に聞いてみると日本の宣伝部スタッフが考案し。本国の会社にプレゼンし決定するそうです。
邦題の決め手となるポイントは3つ。
1、世界観を壊さないこと。
2、内容にリンクしていること。
3、日本人に馴染み深い言葉を使うこと。
7月公開のトミーリー・ジョーンズ主演のこちらの映画の場合。
原題は「エンペラー」なのですが、邦題は「終戦のエンペラー」です。
日本人には“終戦”という言葉がとても馴染み深いということで、この邦題がつけられたそうです。
また、最終決定するまでには「マッカーサーのレポート」、「ジャパン」、「エンペラー陛下をお救いなさいまし」など、100以上の候補があげられ、4か月間もの時間をかけて、1つにしぼられたそうです。
テストの点数の二重線って何?
点数の下の二本線、気になりますよね。
漫画 「ど根性ガエル」でも、点数の下の二本線は、描かれています。
果たしてどんな意味があるのでしょうか?
そこで、教育と言えば文部科学省!
さっそく電話で調査してみると「わかりません」という答えが。
さらに調査をすすめると、簿記の参考書にあの二本線を発見!
もしかしたらこれが原点?
今度は簿記スクールに急行し聞いてみると残念ながら関連性については、わからないとのこと。
ならば今度は直接、小学校に行って調査!
実際にテストの採点している先生たちを直撃しましたが、結局はっきりとした意味は分かりませんでした。