今回はシリーズ第4弾「子供はなぜシールを貼り続けるのか」を徹底調査！

今、ホームセンターを見てみると、シール売り場の面積が拡大中！
さらに、シールを使う子供向けの絵本や教材が急増！
シールを貼る手先の動きが、脳への刺激になるとも言われ、いま注目を集めているんです。
そんなシールを子供が手にすると、貼り続けちゃうんです！

一体、どうして子供はシールを貼り続けるのか？

子供心理学の専門家に聞いてみると「子供にとっては、シールをはがして貼るという行為は、指先があまり上手でなくてもできることですよね。簡単に。だから自分でもできた。自分の力が試せたっていうことで達成感が得られやすい。だから、多分いっぱいシールをはってしまうことにつながるのではないでしょうか」ということでした。

そしてもうひとつあることに気付きました。
それは、カラーボックスやテーブルなど、1つの面にたくさんシールを貼っている子供たちが多かったんです。
一体、どうしてなんでしょうか？

東京未来大学 こども心理学 渡辺教授にお話を伺うと・・・
「子供達が1つの面にシールを貼り続ける理由の1つには、空いてるスペースがあれば埋めたいという人間の欲求によると考えられます。大人が鏡や手帳などにデコるのもこれに近いことだと言えます」

確かに、小学生の間で人気のシール交換でも、シール手帳は隙間なく、びっしりシールで埋まっていました。

そして、大人にも同じ現象が！
子供だけでなく、大人もデコるのは、スペースを埋めたいという人間の欲求が大きく影響しているようです。