放送内容

HATENAVI

2013/10/14 放送
7年後東京オリンピックに出る方法

7年後東京オリンピックに出る方法

2020年に開催が決定した東京オリンピック。
オリンピックと言えば、世界のトップアスリートが集い競い合う4年に1度の夢の祭典。

そのオリンピックが7年後に東京にやってる。
そんな、スポーツの機運が高まる中、観客としてだけでなく、7年後に選手として出場することを夢見る人達が増えているんです。
実際に、ロンドンオリンピック ボート日本代表の榊原選手は競技歴わずか3年で五輪出場を果たしたんです。

つまり、7年後なら全く夢でもないんです。
そこで7年後オリンピックに出られる可能性がある競技を徹底調査!


まずは、オリンピックの全競技全種目について。
そこで注目したのは競技人口。
例えば、オリンピックの花形競技の一つ競泳ですが、その競技人口はおよそ22万人。
単純にライバルが多い競技は、これから目指すのは難しい。

そこで、選手登録が少ない競技を調べた結果がこちら、やはり1000人以上いるのがほとんどの中、ダントツに少ない競技があったんです。
それが「近代五種」

あまり聞き慣れないこの競技、日本での競技人口は男女合わせてもわずか30人。
その中でロンドン五輪には男女3人が出場。
さらにその内、一人は競技を始めてからわずか1年7か月での出場。
これは、近代五種、7年後を目指せるんじゃないでしょうか?
でも、近代5種ってどんな競技?

近代五種とは
「フェンシング」「水泳」「馬術」「射撃」「ランニング」と、男女とも、一人で5種目を1日で行い、それぞれの得点を合計した結果で競います。

そんな近代五種で7年後の東京オリンピックに出場できる可能性とは?

まず、フェンシング。
実際、ロンドンに出場した女子の山中選手はフェンシングを始めてわずか1年半で日本代表になりました。
フェンシングは未経験者でも7年後を十分目指せるんです。

続いては、馬術。
馬場におかれた12個の障害を飛び、その技術点を競うのが、近代五種の馬術のルール。
近代五種の選手は、フェンシング同様、乗馬もゼロからスタートの人がほとんどなんです。

一方、水泳は200mの自由形。
2分30秒を基準として、その記録を上回れば加点、下回ると減点という採点方式。
気になるのは、この2分30秒という記録、どれくらいのレベルなのか調査すると。

全国大会での同じく自由形200m、
13歳の標準記録がおよそ2分5秒。
つまり、近代五種の基準タイムはそれより25秒も遅いということ
ある程度の水泳経験がある人なら十分に標準記録をクリアすることが可能なんです。

そして、残りの2種目ランニングと射撃は一緒に行われます。
ルールは、10m離れた的への射撃と800m走の組み合わせ。

ちなみに、今年9月に行われた近代五種の全国大会で、男子で最下位だった人のタイムおよそ13分43秒。
走ることに自信がある人なら、7年後への可能性が高いことが分かりました。