最近、街中で動物の顔がドーンとプリントされた、アニマルフェイスファッションに身を包む女子が急増中!
複数のファッション誌でも特集を組まれるほど。
まさにこの秋、注目のアイテムなんです!
しかし、みなさん、似たようなファッションをどこかで見た記憶がありませんか?
そう、アニマルフェイスといえば、やはり大阪のおばちゃん。
もはや、大阪の中年女性の代名詞と言えるほど強い印象があるアニマルフェイスがなぜ今、若い女性たちの間で流行しているのでしょうか?
ファッションブランドの大手H&Mでも、秋の新作としてアニマル顔プリントを多数取り上げているというんです。
アニマルフェイスあふれる、大阪の女性たちに現在流行中のアニマルフェイスファッションを見ていただくと、自分たちの好みとは違うという意見。
では、具体的に何が違うのか?
検証のため、H&Mのアニマルフェイスと大阪の元祖アニマルフェイスを比較することに。
まず一見して分かるのは「色使い」。
モノトーンカラーがベースとなっているH&Mの服に比べ大阪は鮮やかなピンクや、オレンジや青など実に5つもの色が使われています。
さらに、違いはそれだけではありません。
それぞれ顔の大きさを計測すると
縦28センチ、横が24センチのH&Mに対し大阪は、縦32センチ、横が31センチと明らかに大阪のほうが大きいということが分かります。
とにかく「より派手に」「より大きく」見せる大阪に対しシンプルなデザインの中のギャップとして使うのが今時のアニマルフェイスだということが分かりました。
しかし、ここでさらなる疑問が。
これだけアニマルフェイスがブームとなっている今、もしかすると大阪の元祖アニマルフェイスも人気となる可能性があるのでは?
東京・渋谷にあるお店で実験。
10代から20代の女性を対象にした最新カジュアルが並ぶ中に大阪で購入したヒョウ柄のシャツをさりげなく設置。
購入した金額と同じ2700円の値札を付けて女性たちの反応をウォッチング。
興味を持つ人はいるものの、購入には至らず。
大阪のアニマルフェイスと今の流行に違いがあることがわかりました。