昔ながらの遊びというイメージのある“けん玉”。
以前、ハテナビでも取り上げたように、小学校の授業に取り入れられるなど子供たちの間で人気が復活しつつあるけん玉ですが、いま10代から20代の若者たちの間で街中で音楽に乗せてけん玉を楽しむ通称“ストリートけん玉”というものが注目されているんです。
さらに、ストリートけん玉を楽しむ人たちのなかには首にけん玉をかけるスタイルも人気で、こちらの男性のようにファッションとして“けん玉”を取り入れる人もいるんです。
では、流行の兆しを見せる“ストリートけん玉”そのきっかけはというと、実はアメリカのスノーボーダーやBMXのライダーたちが日本からけん玉を持ち帰り、けん玉を楽しむ様子が今、動画サイトに多く公開されています。
それがきっかけでけん玉がかっこいいスポーツとして世界に広まり世界各国で空前のけん玉ブームが起きているんです。
海外での呼び方も日本と同じ“KENDAMA”。
若者のストリートけん玉人気のきっかけは海外のけん玉人気が逆輸入したことにあるみたいです。
さらに、ストリートけん玉は、けん玉自体にも違いがありました
ストリートけん玉で使うけん玉の多くは海外製。
LA発のストリート系の人気ファッションブランド。
『エクストララージ』でも、今年、オリジナルのけん玉を発売。
鮮やかな赤にロゴがはえる、既存のけん玉とは違うスタイリッシュなつくりです。
さらに、けん玉には決まった形がないので、自分たちが自由にオリジナル技を開発できることも人気の理由。
ネット上に、自分たちが撮影したストリートけん玉の動画を公開する人も増えてきています。
ウェアラブルカメラや編集ソフトを使い、誰でも簡単にかっこいい動画が作れるため人気なんだそうです。
若い人たちが色々な楽しみ方を見つけていくことでストリートけん玉人気が広がっていることがわかりました。