放送内容

HATENAVI

2013/11/13 放送
本当に"魅力がないのか? 茨城県

本当に"魅力がないのか? 茨城県

神奈川県が作ったPR映像は、YouTube上では再生回数250万回を超える大人気になっていますが、今、地方自治体では様々な手法でのPR活動が盛んです。

自らの残念な所をとりあげた大分県のCMや島根県の観光カレンダーには「台風すらスルーする」「またくるぜ!と言ったバンドが二度来ない」と、自虐的な文書がならび話題になっています。


そんな中、いま注目されているのが茨城県!

ある調査で“最も魅力がない県”となってしまった茨城県は、「なめんなよ茨城県」というキャッチフレーズを作製。
「47位で何が悪い」と言わんばかりに“魅力がない県と言われたこと”を県の公式ホームページやFacebookで逆にアピールしているです。

そこで茨城県は本当に魅力がないのか?

まず、魅力度ランキング1位の北海道をみると、ジャガイモやトウモロコシ、毛ガニと言ったように全国区の特産物がたくさん。

一方、茨城県はというと、納豆以外で全国に誇れるものはないのか?
都内にある茨城県のアンテナショップへ調査に向かうと、秋から冬にかけての時期、干し芋は納豆をしのぎ、店で1番の売上げを誇っているとのこと。
茨城県人が大好きな干し芋は産出額でも全国一位。
さらに調査すると、メロンやピーマン、チンゲンサイなど、実は、茨城県には全国一の農作物が多くあることが分かりました。


しかし、“最も魅力がない”と言われるには、他にも理由があるはず!
同じ北関東の群馬と栃木の方々に集まってもらい、茨城県に足りない所について指摘してもらったところ、茨城県には、栃木県の日光や群馬県の草津温泉のような、全国区の観光名所がないのが問題だという意見がありました。

そこでZIP!の“笑いの単語チョウ”でもおなじみ。
茨城県出身の佐久間一行さんお勧めの観光名所を聞いたところ「茨城県は巨大な建築物が多いです。」とのこと。

シジミ大好き「ダイダラボウ」は、この地域に伝わる伝説の巨人を模した像は、高さ15mを越え、なんと鎌倉の大仏よりも大きいんです。
そして他にも、高さ120mの「牛久大仏」や日本一大きな地蔵。
日本一大きなシシがしら。
様様なものが巨大に、まさに巨大建築物大国、茨城なんです。

さらに佐久間さんとっておきが「はに丸タワー」。
タワーの上からは水戸の街が一望。
緑の中にそびえる巨大建造物も茨城の全国に誇る魅力の一つでした。