地元では当たり前だと思っていた食べ方が、東京に来たらなくて驚いたという人が多かったんです。
まず、地方出身者が多い大学で調査!
すると長崎・五島列島出身の女性は、刺身に使う調味料で驚いたそうです。
長崎県民が、わさびの代わりに刺身に付けるのはトウガラシ。
どんなお魚にも合うそうですよ。
さらに熊本県民は、そうめんを味噌汁に入れるそうです。
寒い時でも食べられる工夫なんだそうです。
さらに調査を続けると山梨県民がお祝い事の際には必ず食べるという『あま~い食べ物』があるそうです。
いったいどんなものなのでしょうか?
山梨県民が愛してやまない『あま~い食べ物』とは、赤飯のことだったんです。
山梨では甘い赤飯が普段の食卓にも並ぶそうです。
そのため、取材したスーパーには、常時50個程の品揃えがあるんです。
その赤飯の甘さの秘密は、甘く味付けした小豆だったんです。
この甘い赤飯は、まだ砂糖が貴重だった戦後、農作物の豊作を祝う祭りで出されたのが始まりなんだとか。
さらに調査を続けていると意外と、天ぷらの食べ方は、地域色が豊かなことがわかりました。
そこで検証します!
北海道から九州まで、出身地の違う男女7人に集まっていただき、天ぷらを地元でしている食べ方で試食してもらいました。
すると、北海道・東京・佐賀の方たちは塩を、新潟の方は、しょうゆをかけました。
和歌山の方、なんと、ウスターソース。
さて、続いて召し上がってもらったのはトマト。
和歌山の方は塩を、愛知の方はマヨネーズをつけました。
東京と佐賀の方は、何もつけませんでした。
そんな中、新潟の女性が手に取ったのは砂糖。
砂糖によって、トマトの酸味が和らぎ、果物のような味わいになるんだそうです。