去年から続く野菜高騰!
主婦の皆さんは毎日頭を悩ませています。
そんな中、「野菜高騰乗り切りレシピ」なるものも登場!!
野菜の捨ててしまう部分をうまく使った料理などが注目されています。
しかし、さらに今「ベジブロス」というのが、野菜を上手に活用する方法として注目されているんです!!
あまり聞きなれない言葉「ベジブロス」とは、調理の際に捨ててしまう野菜をだけを使った「だし汁」の事。
水の中に「人参のへた」や「皮」、「大根の皮」、などを入れ、「酒」を少々加えます。
そして、30分ほど煮込むだけでベジブロスの完成です。
では、ベジブロスはいったいどんな料理に活用できるのでしょうか?
ベジブロス関連の本を手掛ける料理研究家タカコ・ナカムラさんに伺うと、炊き込みご飯を作るときに、水の代わりに「ベジブロス」を入れ、そこに里芋を入れしょうゆで味付け、最後にショウガを入れてあとは炊くだけ。
ふっくらとした美味しそうな炊き込みご飯が完成。
他にもジャガイモとベジブロスをミキサーにかけ塩麹などで味を調えたスープやパンケーキなど、様々な料理にも応用がきくんです。
一方、栄養面に関してはどうなのでしょうか?
栄養素を研究している白澤教授に伺うと、野菜のくずには「フィトケミカル」が多く含まれているとのこと。フィトケミカルとは、ポリフェノール、セサミン、などの栄養素の総称。
ベジブロスには多く含まれているそうです。
今まで捨ててしまっていた野菜のクズで気軽につくれる「ベジブロス」。
ぜひ、皆さんも試してみては?