壁ドン。
それは男性が壁に「ドン！」と手をついて女性に迫る行為のこと
少女マンガの中では主にドSキャラのイケメンが行います。

人気少女マンガが原作の映画「LDK」でも主役の剛力彩芽さんが壁ドンされ、本人も思わずキュンとしたそうです。

ZIP!が町で調査したところ、90人中61人の女子が「壁ドンされたい」と答えました。
社会人は半数以上が「されたくない」というのに対し、高校生はほとんどが「されたい」と回答。
マンガで壁ドンされるのは、ほとんどが女子高生。
それに近い世代ほど憧れが強いようです。

しかし、「壁ドン」は、あくまでも少女マンガでの話。
実際に「壁ドン」された人は、今回の調査ではいませんでした。

そこで、壁ドンされたいけど、されたことのない女性に集まってもらい、本当にキュンとするのかを検証！

男性と2人きりでデートのように歩いてもらい、その最中、不意に壁ドンをするという設定です。

男性は若手俳優の藤岡さん。
身長181cm。シュッとしたイケメンです。

それぞれ言われたいセリフで壁ドン。
全員が壁ドンでキュンキュンしました。
でもこれはイケメンだからという可能性も・・・

では、相手がイケメンではない場合、どんな反応をするのでしょうか？

お願いしたのは、若手芸人の手塚さん。
身長177cmと高いんですが、特技がスクリームの顔マネという、ちょっとブサメンが、藤岡さんと同じ女性に実験したところ、6人のうち1人だけ、ドキドキさせることができたんです。
その理由を心理カウンセラーの青柳さんに聞くと・・・

「人間は半径50cm以内というエリアは親しい人しか入れない。逆にそこに強引に入ることで親しみが湧いた。しかも、女性が憧れている壁ドンという行為が相乗効果としてその男性をかっこ良く見せたと考えられます」

壁ドンは、イケメンじゃなくてもある程度、効果があることが分かりました。



続いて、現実の世界で実際にキュンとなった行動を調べると「頭をポンポンされたこと」という人が多かったんです。
励まされながら頭ポンポンされるとキュンとなりやすいようです。
実験したところ、キュンとしたのは7人中4人。
あとの3人は安心感や包容力を感じたそうです。

これについて女性の心理に詳しい専門家は・・・

「頭は一番てっぺんにあって、普段触られにくい所。上からポンポンってされると包み込まれたような受け入れてもらったと感じてキュンとなる」

「頭ポンポン」も「壁ドン」も女性をキュンとさせるには効果的のようですが実際にする時はお互いの関係性や親密度などを確認してからの方がよさそうです。