秋の行楽シーズン。　
日本各地の観光地が賑わいを見せる中、最近では日本人と同じ様に外国人観光客の姿も多く目にします。

そんな彼らは浅草や京都など、定番の観光地を旅しているかと思いきや！
日本人にとって、意外な場所で観光しているんです！

日本人も知らないディープなスポットを楽しむ外国人達。
そんな彼らを導くのが、日本を紹介した海外のガイドブック！
実は、そこには知られざるJAPANが満載なんです！

今朝のハテナビは、日本人が知らない、海外のガイドブックにのるJAPANをナビゲートします！

日本人が意外と思う場所も外国人観光客には立派な観光地。
例えば、渋谷駅前のスクランブル交差点。
これまで、多くの外国人が集まる場所としてZIP!でも取り上げできましたが、その理由も実はガイドブック。

「信号が変わる度に、時として千人以上が同時に全方向から向かって来る！」
「渋谷のスクランブル交差点で信号が変わる風景をお見逃しなく！」

外国人たちは、そんなガイドを見て、この場所を東京観光のハイライトにしているんです。


スターバックスからの眺めがオススメ？
取材をした外国人たちのほとんどが手にしていたのは、世界一のシェアを誇るガイドブック「ロンリープラネット」。

その渋谷のページを見ると、交差点正面のビルにあるスターバックスは、見下ろすのに絶好の場所なんです！

そこから写真を撮ると。
人が交差点を行き交う様子が良く分かります。

ガイドブックの影響で、そんな絶景スポットはもちろん大人気。
1人が撮影を終えると、すぐまた別の外国人観光客が来てカメラを構えます！
この場所こそ、日本人には意外な日本の新絶景スポットだったんです！


続いて、外国人観光客がガイドブックを見て行く意外な場所は「イザカヤ」。
「居酒屋は東京のどこでも見つけられる日本のパブ！」「飲む量次第だけど、1人2500円から5000円ですむ！」

渋谷の紹介のページでは、オススメのレストランの1つとして、居酒屋チェーン店がのっているんです。

居酒屋は、手頃に日本料理を楽しめる場所として人気。
丁寧な接客や、日本風な雰囲気も外国人観光客に人気の理由となっていました。


そして、日本の食を楽しむのに「フードショー」も人気なんです。
外国人が言う「フードショー」とは渋谷にある、デパ地下！

「地元民の気分を味わうには、主婦たちに混じってブラブラするに限る！」
「午後5時以降は、寿司などが安くなるので、安くて美味しい夕食を探してる人には、絶好の機会！」

彼らは、何をしているかというと、買い物というよりは、写真を撮ったり、見て回っている様子です。

そんな彼が写真に撮っていたのは、売り場に並ぶマツタケ。
デパ地下に来て外国人が驚くのが、品揃えの豊富さと美しいディスプレイ。
まるで、美術館に飾れているようで、見るだけでも楽しめるそうなんです。


そしてさらに、今、東京で新たに人気となっている意外な場所があるんです。
それは、ゴールデン街。

海外のガイドブックの説明によるとゴールデン街は・・・

「クローゼットサイズの癖のある店の集まりで、作家や芸術家の隠れ家として知られています。」

そう、クローゼットのような、小さお店が狭い路地に200件以上も立ち並ぶエリアなんです。
今この街に毎晩多くの外国人観光客がやって来ているんです。
その数は、お客さんのおよそ7割にのぼるほど。
狭い路地にネオンがひしめく様子が、昔ながらの日本の姿を残す場所として外国人に人気なんです。

そしてもう1つ、ゴールデン街に来た外国人が驚いたことは、欧米の街では、飲食店は建物の1階にあることがほとんど。
2階より上にお店があること自体が珍しいそうなんです。

また、ゴールデン街ついて、ガイドブックにはこんな説明も・・・

「大体の店は観光客にそっけないが、中には歓迎して迎えてくれる店もある。

小さなお店で、日本人のお客さんと交流ができるのも、ゴールデン街の魅力のようです。