放送内容

HATENAVI

2015/03/17 放送
進化する 卒園お別れイベント!?

進化する 卒園お別れイベント!?

ここ数年急増している、卒園式前の「お別れ食事会」。
板橋区の赤塚幼稚園は、なんと「結婚式の披露宴会場」を貸し切っていたんです!
普段とは違う豪華な雰囲気に、子どもたちは少し緊張している様子。
でも特別な会だということを感じとっているようでした。

優雅にグラスを合わせて乾杯すると、出てきたのは豪華な「お子様ランチ」!
ジューシーな「若鶏の照り焼き」や、ベシャメルソースを使った「チキンドリア」。
そして「野菜のポタージュ」など、大人びた味わいに舌鼓。

こうした結婚式場やホテルの宴会場を使った「お別れ食事会」。
この幼稚園では、5年前から始めたそうですが、特別な場所の方が、子供達の記憶に残りやすいという理由で取り入れる幼稚園が、最近増えているとのことでした。

そして食事の後、保護者がいっせいにカメラを向けたのは我が子が成長した姿を見せる「卒園生の歌」の発表。

そのあと、「保護者の歌」が始まると、今度は園児たちが撮影!
ママたちに負けじと、スマホやビデオで記録していました。
器用に操作して確認。大切な「思い出」がおさめられていました。
終盤、お世話になった先生の「お別れのあいさつ」では、笑顔から一変、涙ぐむ女の子の姿がありました。
特別な場所での別れの場面、心に深く刻まれたのかもしれません。
最後はいまどきの子供らしく「ハイタッチ!」で幕を閉じました。


今度は卒園式の前、園内で行われるイベント「お別れ会」を調査!!
埼玉県の幼稚園におじゃましました。
幼稚園での「お別れ会」は、以前から行われてきましたが、その内容は、プレゼントの贈呈や、卒園生からお礼の歌や踊りが定番でした。
しかし今では、卒園生への「インタビュータイム」が、数年前から新たに取り入れられていたんです!

さらにお別れ会終了直後、突然、下級生の男の子が泣き出してしまいました。すると、なんと卒園生たちが元気づけてくれました。
お別れ会を通じて、より絆が深まったようです。


続いて、300人以上の園児がいる幼稚園の「お別れ会」では、下級生からのインタビュータイムは、頼もしく成長した卒園生自身が、アピールする場ともなっていたんです。

さらに、取材した別の幼稚園では、園児が行う「模擬店」を開いていました。
従来の下級生が開く会ではなく、卒園生側が主催者となって、下級生の大好きな食べ物の模擬店を開き、もてなすという斬新な「お別れ会」だったんです。
積極的に下級生とふれあい、年長としての自覚もつことで、
小学校に上がる心構えが、「お別れ会」で生まれているようです。


今度は卒園式の後、保護者が先生方に感謝を伝える「謝恩会」を調査。
以前は、先生への感謝の手紙を読んだり、「仰げば尊し」などの歌を合唱するのが恒例でした。

最近はアイドルブームの影響で、5年ほど前から年々エスカレート!
衣装も手作り!見ている子どもたちも、ノリノリです!
さらに、イクメンパパたちも!

最近では、その映像を動画サイトにアップする保護者も増えているんです。