カレーといえば、ライスやナンと一緒に食べるのが一般的ですが…
・お餅に、余ったカレーをかけて、チーズ乗せて、グラタンみたいに焼く。
・豆腐ドーナツに辛めのカレーをかけてみたらマイルドになっていい感じに!
・たくあんにカレー粉をかけて、炒める。スパイシーなたくあん!
など、みなさん、様々な料理をカレー味にアレンジしていたんです。
実際、料理レシピのサイトを見てみると…、和食のおでんをカレー味にしている主婦を発見!
おでんといえば、大根やちくわなどを、かつお節や昆布のダシで煮込み、上品にいただく和食。
そのおでんをカレー味にするとは、どういうことなんでしょうか?投稿している主婦を訪ねると…大根・さつま揚げ・季節の野菜などをお鍋に入れて、ここでなんと、大量のカレー粉を投入!
そして、トマトとズッキーニを入れて「カレーおでん」の完成です。
カレーアレンジメニューが大好きな方が増え続ける中、街には、こんなお店も…、
カレーの香り漂う店内。メニューを見てみると…、
カレーキャベツに、焼き鳥もカレー味、そしてカレー焼きうどんなど、メニューの9割がカレー味なんです。
それもそのはず、店長はインド出身のトニーさん。
和食のおつまみをカレー味にしたらおいしいと、6年前にお店をオープン。
人気のメニューは、和食の定番・うどんに特製カレールウを絡めた「カレー焼きうどん」。
さらに人気の一品が…ほっけのカレースパイス焼き。
続いて、別の和食店にもカレー味の人気メニューが!
それが…、しゃぶしゃぶ。
しゃぶしゃぶといえば、あっさりポン酢やゴマダレで食べるのが定番ですが…、お肉に絡むほど濃厚な、特製カレーだれでしゃぶしゃぶしていたんです。
では、カレー味にすると、どんなものでもおいしいのか?
そこで、和のファストフード・たこ焼きをカレー味にしてみました。
たこ焼きチェーンにご協力いただき、今回特別に、生地にカレー粉を練り込み、仕上げにはカレーマヨネーズをかけた、特製「カレーたこ焼き」を作りました。
そして、カレー味とプレーンのたこ焼きを並べて販売、街で見つけたたこ焼き好きの方々がどちらを選ぶのか?ウォッチングします。
そして5時間後、たこ焼き販売数33個のうち、カレー味が21個、プレーンが12個。なんと、カレー味が倍近くの売れ行き。
この結果にカレー文化を研究する専門家は…、
「旨味とか、甘味とか、酸味、苦味、あと塩味。これが全部トータルで入ってるっていうのは、カレーなんです。そういった意味でカレーは、日本人の舌を満足させる料理だといわれている」
とのこと
これから、迎える夏…! 世の中には、まだまだカレー味にしたらおいしいものがあるはず。
そこで、「カレーのプロたち」にカンタンにできる、カレー味の和食レシピを教えてもらいました。
まずは、インド料理店・モティ赤坂店から、店長・バルアさんと、シェフ・プラカースさん。
まずは、天ぷらとカレー味のコラボ。
材料はレンコン・天ぷら粉・カレー粉の3つだけ。
スライスしたレンコンに、カレー粉を入れた天ぷら粉をまぶして、180度の油で約2分揚げれば…、これだけでレンコンの天ぷらの完成です。おやつにも、おつまみにもなる一品。
続いては、カレーの名店・ブラン亭銀座のママ、佐藤さん。
焼きおにぎりとカレー味のコラボ。
用意するのは、ごはん・しゃけフレーク、余ったカレーの3つ。
まずは、余ったカレーをごはんに投入。
次に、ご飯をよく混ぜ、固めに握ったら、あとは、焦げ目がつくまで、よく焼くだけ。
これで、カレー焼きおにぎりの完成。外はカリカリ、中はふっくらスパイシーなおにぎりです。
そして最後は、カレー研究家のスパイシー丸山さん。
サバの水煮とカレー味のコラボ。
材料は、サバの水煮、玉ねぎ、オクラ、そしてカレー粉。
みじん切りにした玉ねぎを炒め、飴色になったら、サバの水煮、オクラ、カレー粉を投入し、水分が飛ぶまで炒めるだけ。
これで、サバの水煮缶のカレー粉炒めの完成です。カレーの香りが、食欲をそそります。