今月発表された最新調査によると。
日本に住む外国人の数は増加傾向にあり、今年はおよそ206万!
その中でも、42万人が東京に集中しているんです。
では、そんな外国人の皆さんが、東京のどこに住んでいるのかというと、韓国の方が多く集まる新大久保や、インドの方が多い西葛西などが知られていますが、
ハテナビが、最新のデーターを元に、東京の国別・外国人が住む地域を分析すると、実はあまり知られていない外国人街を発見!
東京23区で“ある国の人”が住んでいる数ですが、最も多く住んでいるのが新宿区。
その中でも、一番集中している街を調べてみると…それは「新宿区神楽坂」!
いったいどこの国の人なのか?
皇居外堀から上がる坂沿いの街“神楽坂”。
メインストリートの神楽坂商店街は多くの人で賑わいます。
その一方で、一歩脇道に入ると、静かな細い路地に昔ながらの風情を残している街並が広がります。
そんな、神楽坂。
通りを歩く外国人も多いんです。
出身の国を聞いてみると、、神楽坂は、フランスの方々が集まる街なんです。
さらに、先週土曜日、神楽坂の街を調査すると何やらお祭りのような集まりが!
ここにも、外国人の姿が多いんですが、
もしかして、、
多くのフランスの皆さんが集まるこの日は、「パリ祭」というお祭り。
フランスの「革命記念日」を祝い神楽坂で、毎年行われているんです。
そこで、神楽坂には、フランス料理のお店を始め、ワインを楽しむワインバー、そして、通りを進むと、コチラにもフランスのお店を発見
さらに表通りだけでなく一歩入った路地にもお店が点在し、神楽坂の周辺、半径1キロ以内で調べると、その数42店舗もありました。
さらに、食だけでなくフランス図書の専門書店も。
フランスの新刊はもちろん、子供達ようの夏休みのドリルまで扱うという品揃え。
では、そもそも。
なぜ、フランス人が神楽坂に集まっているんでしょうか?
そう、今から60年程前に日本人にフランス語を教えるフランス語学校が神楽坂に開校。
そこで、働くフランス人教師とその家族が住むようになったんです。
そして、そんな神楽坂に住むフランスの方々が週末の朝にあつまるパン屋さんがあるんです。
日本のパン屋さんながら、パリの味を忠実に再現。
母国の味を求め、週末にはフランスの方々で店内は大賑わいです。
アレンジされた日本のパンを絶賛、子供たちにも人気なんだそうです。
そんな、フランス人街となっている神楽坂。
彼らから見ると、どんな街に映っているのでしょうか?
フランスと日本の文化が見事に融合した街、それが神楽坂なんです。
続いて・・・
新宿区と豊島区に“ある国の人”が多く住んでいるようです。
その中でも、一番集中しているエリアが、「2つの区にまたがる高田馬場周辺」!
いったいどこの国の人なのか?
高田馬場と言えば、早稲田大学をはじめ、専門学校や予備校などが多いことから学生の街として知られています。
また、飲食店も多く、若者が集まる賑やかな街。
人口およそ5千万人。
東南アジアに位置する国ミャンマー。
高田馬場にはそのミャンマー出身の方が集まっているんです。
そこで駅周辺を調査すると、早速ミャンマー料理のお店を発見。
調べてみると高田馬場周辺には現在、10店以上のミャンマー料理店がありました。
では、そもそもなぜ高田馬場にミャンマーの皆さんが多く集まっているのでしょう?
そこで詳しい方に話を伺うと・・・
きっかけは、1980年代。
高田馬場周辺で貿易会社を営んでいた夫婦。
ミャンマーの国が不安定だった当時、そのご夫婦を頼って多くの方がこの街に移住。
そして、今では、留学生や日本企業で働く人が増えているんです。
こちら、高田馬場でミャンマーレストランを営むミミさんも、この街に住んで7年がたちます。
休日、日曜日。
ミャンマーの方々が集まる所があると聞き向かったのはとあるマンションの一室。
行われていたのは、ミャンマー仏教の説法会。
ミャンマーの人達は熱心な仏教徒が多いんです。
そして、その後、皆が向かった先は、高田馬場にあるミャンマー料理のお店。
中をのぞいて見ると、行われていたのは・・・
そう、カラオケ。
ミャンマーのみなさん、歌と踊りが大好きなんです。