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母
草刈 民代 (くさかり たみよ)
翻訳家で大学教授も務める。
大学の名誉教授である父親譲りの性格で、行動力、決断力があり、
娘を生んだ後も家事をこなしながらも、仕事をバリバリこなす。
娘のことはとは、とても仲が良いが、時には愛情のこもった厳しさを見せる。
間違った言葉を聞くとクシャミが出るという癖を持つ。
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娘
斉藤 光香 (さいとう みか)
出版社に勤務する字引家のひとり娘。
少しおっちょこちょいな所はあるが、甥っ子・姪っ子にとって優しいお姉さん。
祖父の文蔵、母親のいろは同様“言葉”が好きでいつかは自分でも小説を書きたいと夢見ている。
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甥
長島 暉実 (ながしま てるみ)
父親の仕事の都合で、この家に引っ越してきた高校生。
いろはと、ことはのパワフルさに押され気味だが、
本当は好奇心旺盛で、何にでもチャレンジしないと気が済まない性格。
言葉の意味を知りたい時、クシャミが出るという癖を持つ。
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姪
住田 萌乃 (すみだ もえの)
長い間、父親と一緒に海外に住んでいたが、兄の文之介の元に
引っ越してきた中学生。
明るい性格で、誰とでもすぐに仲良くなることができる。
兄の文之介には時々生意気な態度をとってしまうが、
実はとても尊敬している。
言葉の意味を知りたい時、クシャミが出るという癖を持つ。
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教授
児玉 清 (こだま きよし)
大学の名誉教授で、専門は現代日本文学。
温厚で落ち着いた人柄で、文章を書くのが趣味。
行動力にあふれ、大学を退職後も好奇心は衰える事を知らず、
知識欲旺盛。
間違った日本語を聞くとクシャミが出るという変な癖を持つ。
ただいまドイツに語学留学中。