「24時間テレビ43」 1周走るごとに10万円募金 高橋尚子&チームQの「募金ラン」
8月22日(土)、23日(日)日本テレビ系で放送の「24時間テレビ43」。今年は、例年とは形式を変えた〝ラン企画〟が8月16日(日)放送の「行列のできる法律相談所」で生発表された。
1992年(第15回)以来、長きにわたり「24時間テレビ」の風物詩だった「チャリティーマラソン」。ランナーが公道で声援を受けながら走る形はコロナ禍で沿道に3密を生むリスクがあるため、既に中止が決定。
今回の企画を考えたのは、シドニー五輪女子マラソン金メダリストで国民栄誉賞のQちゃんこと、高橋尚子氏。自らが走って、その距離に応じて募金額を増やしていく、これまでにはない新しいスタイルのチャリティー縦軸企画、その名も「募金ラン」。
高橋氏はメインパーソナリティー・井ノ原快彦とのインタビューで「私が今できることは走ること。現役時代に、たくさん応援をいただいたことで、最後まで元気に走らせてもらって、たくさん力をいただいているので走ることで恩返しをしたい!今は50歳も近くなってきて自分で限界にチャレンジすることがなくなってきた中で、私に何かチャレンジできることは何だろうって思った時に、この企画の中で40代50代もまだまだ行けるよ!って。そういうところを見せられたらいいな、という自分での挑戦でもあって」と想いを話した。
今回走る舞台は一般公道ではなく、「1周5kmのコース」で、コロナ禍でも安全面を考慮した私有地。2000年のシドニー五輪からちょうど20年たった節目の2020年に〝恩返しの走り〟を見せる。
■アスリート・著名人の「立候補ランナー」も募集
さらに、この「募金ラン」には頼もしい助っ人も。長年スポーツキャスターも務めていることなどから、同じ陸上選手だけでなく、他競技のアスリートにも広く交友関係をもつ高橋氏は「私からすでに数人、声をかけさせて頂いています。その方々にも1周5キロ、10万円ずつ募金をしてもらおうと思っています。」と〝チームQ〟の存在を明かしてくれた。気になるメンバーは?という井ノ原の問いには「まだ内緒です」とQちゃんスマイルで答えた。
チャリティーの気持ちでつながる「チームQ」にはどんなレジェンドメンバーが揃うのか?メンバーは24時間テレビの当日発表される。
そして、さらなるサプライズ発表は、「立候補ランナー」の緊急募集。これも〝チャリティーの輪〟を少しでも広げていきたい、という高橋氏の番組への持ち込み提案。
タレント事務所やマネージメントに所属するアスリート・著名人の方で、以下の条件を満たしたご応募頂いた方の中から、企画の発起人・高橋氏がプロの目線で選考。
(注)一般の方は今回の企画の募集対象ではありません
「立候補ランナー」の募集要項は...
★タレント事務所やマネージメントに所属するアスリート・著名人の方で…
①ランナー自らが「1周5キロ10万円」のチャリティー募金を行う趣旨に賛同して頂ける方
②日頃からしっかりと運動していて、残り一週間の準備期間で安全に走れる走力をお持ちの方
③走ってチャリティーの想いを届けることに熱い気持ちをもっている方
というもの。
募集期限は、本日8月17日(月)よる10時まで。アスリート・著名人の募集は「行列のできる法律相談所」のホームページにある募集フォームより受け付けている。
■高橋尚子 コメント
私は現役時代からずっと、走ることでたくさんの方々に応援していただき、力を頂いてきたので、走ることで何か私が恩返しすることができればと思っていました。
今年はコロナウイルスの影響もあって、マラソン大会など春から中止となる状況の中で、私自身、何か取り組みができないか?私自身が募金できる形はできないか?ということを試行錯誤して『一周5キロのコースを走る毎に10万円を募金する』というアイデアになりました。
東京オリンピックパラリンピックが1年延期になりましたけれども、若い選手たちが自分の命を懸けて挑んでいる姿というのは、キャスターの仕事をしていても、やっぱりどことなくうらやましいというか、命を燃やせることって素晴らしいなと思っていました。私も現役を引退して11年になりますが、50歳間際になって40代50代でもまだまだ頑張れる、まだまだいけるというところに挑戦したいと思っています。
■井ノ原快彦 コメント
高橋尚子さんのチャリティーにこだわった持ち込み企画!スタッフ、キャスト一同、心より応援させていただきます。Qちゃんのプライドをかけた前代未聞のチャレンジ、ゴールまでみんなで見届けましょう!
■備考
<実施場所に関して>
例年のような一般の公道での実施はいたしません。以前からお伝えしています通り、一般の公道を走る毎年恒例の「チャリティーマラソン」は沿道に密を生むため中止いたします。
今年の企画は密を生まないため、一般の方々が入ることができない“安全な私有地”を発起人の高橋尚子氏を筆頭に、ランナーが周回するごとに募金を行う「募金ラン」となります。
※なおメイン会場の両国国技館も無観客での実施となります。
<立候補ランナー募集について>
一般の方は応募できません(タレント事務所やマネージメントに所属するアスリート・著名人のみ)企画の趣旨や安全面・健康管理面を考慮し、一般視聴者の参加は控えさせて頂きます。
<その他>
(熱中症対策)暑さ対策や医療体制などを万全に整えた上で、発起人である高橋尚子さんの趣旨に賛同したランナーの皆様の安全に最大限配慮の上、実施致します。
深夜帯、ランは中断し、参加頂くランナーおよびスタッフの健康に留意致します。
(新型コロナ感染対策)新型コロナウイルスの感染拡大防止に対応した日本テレビの番組制作ルールを遵守の上、出演者・スタッフの安心安全に最大限配慮して行い、集団感染などへの対策を十分に行って実施して参ります。