土屋太鳳がサポート 「万端です!」難病の少年が挑むスイス・アルプス登山
2019.08.24 公開
日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ42」。8月24日(土)に、潜在性二分脊椎症と戦う北海道札幌市の須貝蒼太くん(11歳)と、土屋太鳳によるスイス・アルプス登山がスタートした。
スタート前、蒼太くんは「はい、万端です!」と力強くコメント。国技館から浅田真央の掛け声によるカウントダウンにより、日本時間24日(土)19:16ごろ、登山が始まった。土屋も蒼太くんの後ろで一緒に登山。その道のりをサポートしていく。
■富士山よりも高い4,164m、名峰ブライトホルン
潜在性二分脊椎症とは、脊髄がうまく作られない先天疾患で、神経障害や様々な病気を併発する。蒼太くんにはその影響で下半身の麻痺や足の変形などの症状が。それでも、少林寺拳法やバスケットボールなど様々な事に挑戦してきた。中でも、一番好きなのが以前家族4人で参加した車いす登山。頂上から見た景色が今でも忘れられないという。
今回挑むのはスイスにそびえ立つ名峰・ブライトホルン。標高は富士山よりも高い4,164mで、登山初心者でも登れるコースがあり、頂上からは、アルプスの絶景が360度見渡せる。
実は、蒼太くんの病状は体の成長とともに進行しておりこれ以上症状が重くなると、脊髄の手術を受けなければならない。今より悪くなるか、今より変わらないかはわからないが、自分の足で歩けるうちにできる事はすべてやってみたいとチャレンジを決めた。