December 20,1999

しばらくＣＧの話が続いて、興味のない人にはつまんなかったかもしれませんが、今日は「海のオーロラ」の美術設定について。 美術設定というのは、建物や乗り物、その室内など、物語の舞台となる世界のデザインをすることです。この世界を作っているのが、彫刻家の天野裕夫さん。天野さんは岐阜県瑞浪市出身で、ユニークな生き物のような作品を創る彫刻家です。幼い頃から教師だったお母さんの持ち帰る粘土を遊び道具に、毎日を過ごしていたとか。 「海のオーロラ」に登場する船や、潜水艦、基地、ロボットなどはすべて天野さんの作品を、バーチャルな世界で再現したものです。 ちなみに「海のオーロラ」で登場する天野さんの作品は、先ごろブロンズの彫刻として完成しましたので、映像だけでなく、実物に触れることもできます。個展などに行けない方のために、明日からその作品をインターネットで公開していきますね。 インターネット係長 kakaricho@ntv.co.jp