December 17,1999

PICT 仕上げが終わったら、出来上がった数秒のCG映像をつなげていって、90分の映画にします。このつなげていくソフトが編集ソフト。

編集ソフトというとクイックタイムムービーを作るプレミアが有名ですが、「海のオーロラ」ではマッキントッシュに、アメリカのマサチューセッツ製メディア・コンポーザーというソフトを載せて使っています。このソフトで映像と音のタイミングを決めて、それを元に、フィルムの編集と劇場用の音響を制作するのです。

テレビ局で編集というと、べータカム(VHSでもDVでもない業務用のフォーマット)というテープでやるのが普通。つまり、取材で撮影してきたべーカム(ベータカムを略してこう言う)の部分部分を抜き出して、別のテープにつなぎ直していくんですが、「海のオーロラ」はせっかくデジタル技術を総動員してやってますから、編集もコンピューターを使うことにしたわけです。

さて、これで一通りソフトの紹介を終わったようです。
来週は、美術設定をみなさんにご覧頂こうと思います。美術設定といっても、スケッチやイラストじゃありません。何と、全部、立体なんです・・・。

インターネット係長
kakaricho@ntv.co.jp

追記1:富山の高校生さん、じゅんさん、「海のオーロラ」は100%CGの(いわゆる実写は入っていない)映画です。もちろんキャラクターもぜんぶCG。映像ができたらこのホームページで公開します。
追記2:制作レポートもずいぶんたまって昔のものが読みにくくなってきたので、新しいメニューも追加した大(?)リニューアルを計画中です。ただ本編の方もがんばらないといけないので(このホームページは映画を作ってる人と同じ人がやってるので・・・)、実現は年明けになりそうだけど。

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