January 21, 2000

「海のオーロラ」は深海を舞台にした海洋アクション映画。映画のシナハンのためにあちこち取材していますが、海洋科学技術センター（通称ジャムステック：ＪＡＭＳＴＥＣ　Ｊａｐａｎ　Ｍａｒｉｎｅ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　＆　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　Ｃｅｎｔｅｒ）もそのひとつです。 神奈川県の横須賀に本部がある海洋科学技術センターは、１９７１年に発足した、日本の海洋研究の中心地。潜水調査船「しんかい」や無人探査機「かいこう」を使った深海調査や、海洋観測など世界一級の研究開発を進めています。 「海のオーロラ」スタッフは、この映画製作を始める前に横須賀を訪ねて、「しんかい６５００」や出港前の支援母艦「なつしま」などを見学してきました。 「しんかい」はよくテレビ番組にも登場するけれど、実物を見てみると予想以上に大きかったです。先端にマニピュレーター（ロボットアーム）が付いてる姿はまるでヤドカリみたいだし。ただ、人の乗るところはそのうちのほんの一部で、３人乗ったらもういっぱい。乗り心地はあんまり考慮していなくて、数時間の潜水中はトイレも我慢するそうです。 インターネット係長 kakaricho@ntv.co.jp