1073日ぶりに阿部慎之助が捕手で出場!「久しぶりに緊張した」
巨人の春季キャンプも残すところ、あと2日。キャンプを終えると東京に戻り3月2日から、オープン戦が行われていく。そして今日はキャンプ最後の練習試合が行われた。
ファンに最も注目されたのは、「9番・捕手」で出場した阿部慎之助だ。
16年3月20日の西武とのオープン戦を最後に捕手としての出場はなし。ここ数年は主に、一塁手や代打での出場が中心で、1073日ぶりに捕手・阿部が帰って来た。阿部は山口俊を3回までリード。初回は1番京田を二ゴロ、2番遠藤を右飛、3番平田を空振り三振の3者凡退に導き、捕手としてアピール。打撃では1打席だったが、三遊間を破る左前打を放った。
今年、巨人ファンの楽しみのひとつとして、正捕手争いがある。現在、一軍に帯同している捕手は、ベテラン阿部慎之助。13年ドラフト1位で入団し、それ以来519試合出場している小林誠司。FAで西武から移籍してきた炭谷銀仁朗。そして、24日のオープン戦で逆転3ランHRを放った大城卓三がいる。
どの選手も大きな武器をもっており、甲乙付けがたい。誰が開幕スタメンを勝ち取るのか、そして、シーズン通して誰が一番出場するのか、目が離せない!
以下、試合を終えた阿部 慎之助選手のインタビュー
Q. 3年ぶりのキャッチャーでのスタメンはどうでしたか?
阿部 久しぶりに緊張というものもしましたし、朝からいい緊張感で出来ました。山口とは、ちゃんとテーマを持ってやりましたし、その中でお互い話し合いができたことは収穫だったと思っていて、よかったと思います。
Q. バッティングの方はいかがでしたか?
阿部 少ない打席だと思っていたので、一本どんな形でも。結果が良かったので。
Q. 足元に何か文字書いてましたよね?
阿部 特に何も書いてないです。地面をいじってみました。
Q. 打順は(9番)どうですか?
阿部 人生初めて(9番)だったので、爽快です。
開幕戦は3月29日(金)にマツダスタジアムで行われる広島戦。その開幕のグランドに、捕手として出場するのは、誰か。最後まで目が離せない争いとなる。