ぶらり途中下車の旅

創業183年の老舗の醤油会社。こちらでは、昔は手作りで行っていた醤油作りも、今は最新の設備で製造しています。その代わり、事務所の建物はお金をかけず明治時代に建てられたもののまま。事務所内には、波ガラスで囲まれた応接室や、スチームストーブ、歴史を感じる金庫などがあり、いまだに現役で使用しています。
こちらで作られている白しょうゆは、薄口しょうゆよりもさらに色が薄く、見た目はまるでみりん。
小麦の配合比率が多いことなどからこの色になるのだそうです。
白しょうゆはもともと愛知県の特産品として作られていたものですが、53年前からこちらの工場でも作るようになりました。食材の色を変えずに味がつくので、懐石料理などで重宝されています。