一方、特訓中の対馬さんと城島、最も不安な「怖くない?」「怖くない!」の表現も次第にマスターし、最初の頃に比べてかなり上達してきた! だが、依然として残る「滑舌の悪さ」を何とかしなければならない。


その頃、山本くんと長瀬は音楽教室の「ミュージックスクールウッド」へやってきた。長瀬の提案は例題文のアクセントを音符に置き換え、ピアノで伴奏するというもの。古川友子先生にお願いし、ピアノレッスンがはじまった! 先生のピアノに合わせて言葉を発する山本くん、すると説明する先生も山本くんにつられて訛ってきた…と思ったら、先生も茨城出身だった! この方法は山本くんにとって身につきやすく、次第に調子を上げてきた。そして一息ついたところで山本くんと先生による同郷人の会話がはじまった。すると山本くんの言葉が訛りはじめ、2人に割って入る長瀬…「今までやってきたことが水の泡になってしまいますんで…」。


一方、対馬さんと城島は「劇団俳協」の稽古場へやってきた。城島は彼女に自信をつけてもらい、滑舌の悪さを克服するためにこの場を選んだ。劇団員の発声練習に参加させてもらい、先導役の声に続いて全員で発声。すると今度は対馬さんが先導役を任された。この役は特に大声を出さなくてはならないが、照れくさそうな対馬さんは中々出ない。すると先生の平松広和さんからアドバイス…自信を持って発声するには、お腹から押し出すように声を出し、さらに笑顔で発声すること。そして再び挑むと、自然と照れくささが消え、大声が出るようになった!