茂子のアイデア納涼術で暑さを抑えて過ごすことのできたこの日。
しかし寝苦しい暑さは夜にやってきます。
そこで、この日最後のとっておきの納涼対策を思いついた様子の茂子。
茂子『やっぱりあれしかないやろ!』
そう言って茂子が取り出したものは、ペットボトル。
子供『かぁちゃん、何作ってんの?』
茂子『まぁ、みときや』

まずペットボトルの両端を切り落としたものを3つ、
ガムテープでつないで先をホースで繋ぐ。
ホースのもう一方にぞうさんのジョウロを繋いでペットボトルに水をためる。
水を溜めたペットボトルを屋根の上に取り付け、もう一方のジョウロを下にして、
茂子『さぁ、いくで!』
子供『5・4・3・2・1!!』


掛け声とともにジョウロの手を離す。すると・・・!
子供『うわ〜、すご〜い』
なんと勢いよく噴きだす水しぶき。
これはサイホンの原理を利用した動力を一切使わない茂子のアイデア噴水。
高いところから落ちる水の圧力で下のジョウロから水が勢いよく吹き出す仕掛けである。
茂子『これも打ち水代わり、夜も涼しく過ごせんで!』

うだるように暑い夏の一日、
この日も茂子のアイデアとケチケチ根性でお金をかけずに涼しく、
そして楽しく過ごすことが出来ました!