太一は風を全身で受けられる白い衣装に変身し、 あとは風を読むだけ。その役目は長瀬が担当する。 長瀬「よし!行こう!!」 長瀬の合図で垂直に飛び出した太一! 目一杯広げた特製の衣装で、全身に風を受け、 華麗に舞った!その記録51cm!! と、間髪入れず2回目を飛ぶ!が、記録は伸びず。 さらに諦めかけたそのとき! 太一「今今!!」 と3回目は67cmと、記録更新!
興奮の最初のジャンプを終え、太一は思った 太一「もっと強いのを体感したくなってきた!」 そこで、風が強そうな条件の建物を図にしてみることに。 すると長瀬が描いたその絵は、真ん中に穴の開いた建物。 たしかに風は集まりそうだが、果たしてのこような建物は あるのだろうか?と、専門家の意見を仰ぐことに。 法政大学建築学科で風環境について研究している 出口清孝教授に電話でうかがうと、 出口教授「葛西臨海公園にあるんじゃないですか」
さっそく葛西臨海公園に向かうと、すぐ目の前に、 出口教授の言っていた建物を発見! さっそく中をくぐると、 太一「無風だね」 太平洋から吹く海風が、さらにこの建物の開口部に 集まることによって、風速が増す・・・はずなのだが、 この日の風向きは、建物の横から吹く風。 しかしめげずにここでもジャンプ!