すると、なぜか突然走り出した城島。バスの時間があるというのにどこへ行こうというのだろうか?
城島「あれ!“唐揚げ”って書いてある!」
そう、城島の目的は大分県名物の鶏の唐揚げ。 あまり時間はないが、大分に来たからには味わいたい揚げたてのジューシーな唐揚げ。 しかし自分で注文したものの時間の気になる城島、と、唐揚げができあがった!
ご主人「もう会うこともないだろうから・・・」
と、目一杯の大盛り唐揚げを手渡してくれたご主人。
恐縮しながらも一期一会の出会いに感謝し、急いでバスに飛び乗った。

駆け乗った伊美行きのバスの中、できたての唐揚げをほおばり満足気の城島。 真横に海を見ながら、大分満喫の旅情といった風情。
一方、達也の進む先は前途多難。
すでに舗装された道は終わり、雑草の生える山道を走っていた。
達也「ダメだ!漕げねぇ!」
土と雑草にタイヤをとられ、うまく漕げずに仕方なく自転車を降りる。
すると、目の前に!
達也「なんだよこれぇ!!」

それはまたしても倒木。しかも今度は道を塞ぐやっかいなもの。
だがここで考えている時間はない。ましてや戻るわけにもいかない。
達也「・・・・・・よし!」
そう言うと、おもむろにマウンテンバイクを抱え、倒木を掻き分けていく達也。
あくまでも直線にまっすぐに行く達也らしい突破であった。
そしてここから仕切りなおしてペダルを漕ぎ出すことにしたが、
達也「まだかぁ〜?」
まだまだ山越えの道は上へ上へと続いていた。