迂回を余儀なくされた太一だったが、事前のルート選びが功を奏し、
数ある信号もほぼノンストップで切り抜けてゆく。
スピードに乗ったまま開けた道に出ると、もう横にはモノレールがきていた。
国分「見えてる!!」
もうすぐそこまで迫ったモノレールに後ろを気にしながらも精一杯の力で進んでゆく太一。 すると前方に達也の姿が見えた!

しかしその直前でモノレールが太一の頭上をかわしてゆく!
バトンタッチされた達也、さっそく自転車を担ぎ、自転車進入禁止の
地下道へと駆け込んだ。モノレールの動きが見えない地下道を抜けると、
山口「うわっ、行っちゃった!」
すでにモノレールは前方を走っていた。

山口「モノレール速えぇ!!」
達也持ち前の体力で追い上げを見せるが、モノレールはまだまだ前方を走っている。
と、見えてきた最後の中継点である桜街道駅。
山口「シゲ!シゲッ!!」
バトンタッチのタイミングに合わせられるよう、
すでに自転車に乗りこんでいた城島に声をかける。
山口「タッチ!」
と、スムーズなバトンタッチに成功!