この気になる間人ガニとは、間人港に水揚げされる松葉ガニのことで、
現在操業している船が5隻しかないこと、通常4〜5日かけて行われる漁を
1日でできてしまう場所に漁場があることなどから、
他の松葉ガニに比べて高値のついたカニのことであった。
そうゆうことならばと、もちろん向かう先は間人港!
再び海岸線を北へ向かって進んでゆく。

そのころ太平洋ルートの達也・大八木ペアは、
60軒もの寿司屋が1ヶ所に軒を連ねる石巻市へとやってきていた。
多くの寿司屋を回りきれないと判断した2人は、
2手に分かれて寿司ネタ探しをする作戦にでた。
まず達也が見つけたのは「ブドウエビ」。
クルマエビを遥かに凌ぐ甘味を持ち、一貫1000円という貴重なブドウエビを1人でいただく。そして大八木さんは、ここ石巻にほど近い金華山で獲れた「金華サバ」の寿司をゲット!
結局石巻の寿司屋巡りで「ブドウエビ」「金華サバ」「クジラ」「クジラベーコン」「鱈の白子」「ばくらい」「大トロ」の7つを味わえた!

カニを目指して一直線に間人に向かった太一と宇梶さんは、
雪が強くなるなかようやく間人の漁港へ到着。
そこでようやく対面した間人ガニは、浜値で25000円もするという超高級品。
この値段を聞いたからには、味にも期待がかかるが、食べられるのはこの近くの旅館「三養荘」でとのこと。 待ちきれない2人、足早に移動して寿司が出来上がるのを待つ。