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くさやは、今から400年以上前伊豆七島のひとつ新島で生まれた発酵食品。当時、この島の島民は、使用が制限されていた塩の変わりに、干し魚を作るようになった。すると、開いた魚を何百匹と浸しているうちに魚の旨みがその塩汁に中に溶け出し、匂いはきついが非常にうまい汁ができ、こうして作られた干物がとてつもなく「くさいや!」ということから名物「くさや」が生まれたという。 |
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今日でも、くさやの作り方は昔とほぼ同じで、何十年・何百年と受け継がれてきたくさや汁に開いた魚をつけ天日に干して作る。医療体制が整っていなかったその当時、下痢・便秘・風・疲労などで体に異常をきたすと薬代わりにくさやの漬け汁を飲み、切り傷・腫れ物などには汁を患部につけて治療した。
また、原料の魚から流出したり発酵菌が生産するビタミン類・必須アミノ酸類が豊富で、栄養とともに味も格別の者となる。
臭い数値
: 3847 くさや原液
: 920 くさや
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