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里山の木々はすでにわずかを残して葉を散らせてしまったDASH村。
安部が北登の散歩で踏み入れた田んぼからは、新たに伸びる緑の葉。
稲は多年草であるため、寒い冬に入るこの頃でもまた次の新芽が出てくる。
しかしそれも例年ではあまり見られないこと、つまり今年の冬はいつもより暖かい始まりであった。
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7度目の冬を迎える前、男米の脱穀にいそしむ男たち。
今年の籾は粒ぞろいで期待も高まるが、それ以上に楽しみなのが今夜の宴。
今日は日ごろお世話になっているあの人のお祝いの日なのであった。
この日の朝、村に鳴り響いていたのは、今年2度目となる脱穀の音。
すでに脱穀を終えた男米ではない、今年初めて挑戦した古代米の脱穀。
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今年5月、初めての古代米の田植え。
去年までの「ヒメノモチ」に代わり、栄養分に富んだ「黒米」と赤飯のルーツと言われる「赤米」を植えることにした男たち。
これは、このときすでに始まっていたあるお祝いの準備のひとつだった。
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