水分を抜くには30分ほど時間がかかるので、その間に達也がチーズの型作り。
十分、水分も抜け鍋の中のカードも弾力いっぱい、そのころ達也も型作りも出来上がり準備は万端!
達也の型に流し込み、1時間ごとに重石を増やして、さらに水分を搾り出す。
うまくヤギの乳でも固まるのか?

上から圧をかけても水分は全く出てくる気配はない。
十分水分も抜けきったところで、塊を取り出してみる・・・
すると表面に水分もなく見事に固まったチーズ!
このまま丸1日乾燥させ、満遍なく塩をまぶし、殺菌、味付け、熟成を進めさせる。
ひとまず一段落し、村の一番涼しい所、室に持っていき熟成を待つことに。
室の温度15℃、湿度80%と熟成には適した条件。
これから3ヶ月の熟成に入る。

しかし、その二日後梅雨がやってきた。
チーズを確認すると、ちらほらと見えるカビの影。
すぐさま布で拭き、カビを除去していく。
そして、室に炭を置いて除湿作業。
少しはカビ予防になったか?