そして、城島を待っていたのは、外はさくっと、中はホクホクの「さつま芋の天ぷら」。
城島「さつま芋って、こんな甘かったっけー!?」
と、素材本来の味を引き出したその天ぷらに城島の顔も、疲れ忘れて思わずほころぶ。

長瀬「なんか、食えねーかなぁ。寿司一貫ぐらい食えそうだけどねぇ。」
と、ミシュランガイドをペラペラめくり、近場のお店を探す。
そして、長瀬が決めた店は、一ツ星に輝く寿司屋である「真」。
そこでの一番安いメニューである一貫400円のお寿司をいただく事に。
そのためには、21コギで行かなければならない。
長瀬の最後の戦いが今、始まった。
長瀬「21・・・・!20・・・!」
と、極限までペダル数を節約し、力強く、そして効率的に進んで行く長瀬。
雨の西麻布、体力の限界まで自分と戦い抜いた男の前に見えてきたのは、「真」の文字が。
407コギを残して、念願の春子(かすご)の握りにありつけた長瀬。
滴るヨダレを拭いつつ、小鯛を酢でしめたその味に、長瀬も感涙。

と、涙もかわかぬ長瀬のもとへやって来たのは、1,407コギを残して来店してきた達也。
口をあんぐりと物欲しげに見つめる長瀬を尻目に一貫1,400円の大トロをペロリといただく達也は、大満足の表情。
今回の企画を通じて、世界も認めた東京の絶品グルメを堪能した腹ぺこ3人衆のお腹もすっかり満足し、にっこりほほ笑む満腹3人衆なのでした。