それを探しに、城島が訪れたのは石部町。鉱物化石研究家である磯部先生の案内の元、鉱山の跡地で藍銅鉱を探していく。すると…
まず見つけたのは、緑色の原料となる孔雀石。この石が更に酸化すると藍銅鉱になるとのこと。目的の石はすぐ近くにあるのか!?

一方、達也は葛飾北斎の名作、「凱風快晴」に描かれている、赤富士の赤色原料を探すため、染物工房に来ていた。
赤色に使われているのは…虫!コチニールという虫から抽出され、古代インカ帝国の時代から洋服や装飾品の着色にも使用されてきたとのこと。
コチニールから抽出した赤に、色落ちを防ぐ役割がある酢を加えて完成!
いにしえの赤色を見つけることができた!

城島「あーでてきた!」
こちら城島も苦労の末、藍銅鉱を発見することに成功。
城島「関西に生まれて良かったー!」
全ての色が揃い、嬉しさの余り思わず叫んでしまった一言。喜びを味わいつつ、最後は集めた顔料で絵を描く。